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出版社内容情報
累計1000万ヒットを超える人気ブログ『内田樹の研究室』から、漫画についての内容をよりすぐり、書籍化。ブログ以外も、各誌に寄稿された文章や、インタビューなども再録予定。内田ファンからマンガファンまでが楽しめる、エッセイ・作品論・日本論などを、マンガを通して語る1冊。ウチダ流のするどい文明論・文化論。
第一章・井上雄彦論
井上雄彦の天才性について
天才バガボンド
バガボンド一気読み
「にょろにょろ」の教育的機能
井上雄彦さんの仕事場を訪ねる
身体を追求するということ。
第二章 マンガと日本語
マンガ脳
日本語って変かも
ショコラ・リパブリック言語論
擬態語について
ベストセラータイトルの音韻について
第三章 少女マンガ論
少女マンガリテラシーと元少女おじさん
少女マンガの記号論
女は「三界」を遍歴する
第四章 オタク論・ボーイズラブ論
ノン・コレクター
SFから「オタク」へ
ボーイズラブとエロス
反米ナショナリズムとしての少年愛マンガ
第五章・宮崎駿論
足元を見よ
『千と千尋の神隠し』
『ハウルの動く城』の厚み
老いの手柄
「空飛ぶ少女」のために
第六章・マンガ断想
マンガしか読まない子を持つ親のマンガ擁護論
アメコミに見るアメリカのセルフイメージ
大学マンガを読む
『スピリッツ』療法
コピーライトについて
「プロの物書き」にちょっと駁す
パイレーツ・オブ・チャイナ
ジュンク堂と沈黙交易
マンガしか読まない子を持つ親のマンガ擁護論
人生の極意は『エースをねらえ!』で学んだ
『エースをねらえ!』に学ぶ
『エースをねらえ!』にさらに学ぶ
第七章 戦後漫画家論――戦後漫画は手塚治虫からはじまった
著 者:
内田樹(うちだ たつる)
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。現在、神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞を受賞。『日本辺境論』で2010年日本新書大賞を受賞。
内容説明
『エースをねらえ!』から“男はいかに生きるべきか”を学び、『バガボンド』で教育の本質を知る。手塚治虫の圧倒的な倫理的指南力に影響を受けた幼少時代、今なお、読み続ける愛すべき少女マンガ…戦後マンガからボーイズラブまで、雑食系マンガ・リーダーの著者が、世界に誇る日本カルチャーについて熱く語る。『日本辺境論』で語りつくせなかった「日本人論」。
目次
第1章 井上雄彦論
第2章 マンガと日本語
第3章 少女マンガ論
第4章 オタク論・ボーイズラブ論
第5章 宮崎駿論
第6章 マンガ断想
第7章 戦後漫画家論―戦後漫画は手塚治虫から始まった
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。現在、神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞を受賞。『日本辺境論』(新潮新書)で2010年新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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白玉あずき
山田太郎
阿部義彦
かやは
paseri