内容説明
心をひらいて感じてほしい、小さなねずみたちがあなたに贈る美しい四季の物語。羊毛フェルトから生まれた愛らしいねずたちがあなたを自然の世界へ誘います。
著者等紹介
凪[ナギ]
立体フェルト作家。神奈川県生まれ。専門学校インテリアデザイン科卒。建築事務所を退社した後、独学でフェルト作品制作を始める。医学雑誌の表紙でデビュー、現在も連載中
亀田龍吉[カメダリュウキチ]
自然写真家。1953年千葉県館山市生まれ。東海大学文学部史学科卒。植物、昆虫、鳥をはじめ人間をも含めたすべての自然の関わり合いに興味を持ち、科学性と情操性の両面からアプローチした作品づくりを心がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チェブラリー
1
四季の花の美しさにネズミの愛らしさが堪りません。2010/09/18
りょうん
0
八ヶ岳の方にある黒井健さんの絵本ハウスへ行った際、見つけた本。グッズコーナーにて淡い印象の絵や絵本が並ぶ中、この表紙はシャープに映って思わず手を伸ばした。帯にも書いてある通り優しい気持ちになれ、連れて帰らずにはいられない衝動。残り僅かの所持金を出し惜しまなくて良かった。四季を感じさせる景色の中に、様々な表情のねずみたちが溶け込み、暮らしている様子。写真家の方があとがきで述べているような、花や景色にプラスαの写真はとても心地の良いものだった。こういう本は子ども向けという印象だけど、その限りではなさそう。2015/09/05