ふれあい写真えほん
どこにいるの イリオモテヤマネコ

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  • サイズ B5判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784778035303
  • NDC分類 E
  • Cコード C8745

出版社内容情報

イリオモテヤマネコがすむ西表島の大自然

地球は「奇跡の星」といわれ、100万種以上の動物、30万種以上の植物が生きています。私たち人間も地球に暮らす動物の1種です。そして、地球上の生き物はすべてがつながり合って生きています。そんな生きものたちと人とのつながり、著者の愛情こもった美しい写真と平易な文章での生態や生息環境などを解説するのが「ふれあい写真えほん」です。
本書は、イリオモテヤマネコを撮影するために西表島に移住し、「命のつながり」を記録してきた写真家・横塚眞己人氏によるものです。国の特別天然記念物イリオモテヤマネコは、地球上で西表島に約100頭が生息するのみです。その貴重な動物を求めて西表島の原生林に分け入っても、なかなか出会えません。島民に話を聞いたり、糞や足跡、木の幹に残る爪あとなどを観察したりしているうちに、イリオモテヤマネコは獲物の動物をよく知っているのだと気づきます。西表島のすべての自然がイリオモテヤマネコとつながっていたのです。ついに出会えたイリオモテヤマネコは、こちらを観察しているようでした。命と命がつながっていること、自然の中に私たちは生かされていること、そして観察することの大切さを知る1冊です。

横塚 眞己人[ヨコツカ マコト]

内容説明

えっ?!このネコ、西表島にしかいないの?イリオモテヤマネコってどんな動物だろう?西表島の全部の生きものがつながっているの?

著者等紹介

横塚眞己人[ヨコツカマコト]
写真家。1957年、横浜生まれ。日本写真家協会会員。ボルネオ保全トラストジャパン理事。大学卒業後、雑誌編集者を経て写真家になる。1985年から1994年まで沖縄県の西表島に移り住み、イリオモテヤマネコをメインに「命のつながり」をテーマとした撮影活動を続ける。1996年から活動を海外に移し、マレーシアのボルネオ島などで、熱帯雨林や自然と文化、環境問題など幅広い撮影活動を続けている。主な著書に、第21回日本絵本賞『ゆらゆらチンアナゴ』(ほるぷ出版)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

36
写真絵本です。イリオモテヤマネコ見たさに西表島に行き張り込みを続け、排泄物から食べ物をつきとめ、食べ物が生息している場所から居所をつきとめていくとても根性のある作者に脱帽。現地の人でさえ2~3年に1度見る程度のイリオモテヤマネコの貴重な写真が沢山あってこれは読むべきと思いました。イリオモテヤマネコは泳げる、とか結構何だって出来るネコなんだと思いました。2017/10/22

annzuhime

31
図書館本。4歳7ヶ月の次女がチョイス。著者が野生のイリオモテヤマネコを写真に収めるまでの苦労と考察を記した1冊。写真が美しい。イリオモテヤマネコはもちろんだけど、風景の写真としても美しい。イリオモテヤマネコに関する説明はやや難しくて、4歳の次女に対しては端折りながら読んだ。でも、イリオモテヤマネコが猫なのに泳ぎが得意な所にはとってもビックリしていました。2020/12/25

みーさん

5
「さがりばな」、「ウミショウブの花」の横塚眞己人さん。1985年から1994年まで西表島に住んでいた。そのころに撮ったものなのだろうか。島の人でもなかなか会えないイリオモテヤマネコのウンチを調べてその食べてるものの生態から入るだろう場所で待ち伏せてできた写真集。2018/06/24

とんぼ

3
図書館本 かわいいってよりかっこいいって感じだよね。美しいたたずまいに見惚れてしまう。なんか尊いな。2019/03/03

たくさん

2
イリオモテヤマネコってあんまり見たことなかったけれど、ねこだな。泳ぎも上手だし野生だって言うから、ジャングルの王者みたいな小さい王様なのかもしれない。2018/11/04

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