出版社内容情報
好奇心と恐怖と愛の短編集
知りたい。この街の歴史も、あの川の怪異も、そして、きみの気持ちも。
旅先の図書館でプランを考える人、
突然道端の碑(いしぶみ)と目が合った人、
怖くない幽霊に出会う人、
セフレの意外な一面を見る人、
などなど…。
「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」等で執筆した9作品に加え、本書でしか読めない特別描き下ろしを収録。
恋愛・ホラー・好奇心…ジャンルを縦横無尽に駆け巡る、zinbei初の短編集!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Bo-he-mian
15
民俗学好きな作者らしく、どんな幻想譚を描くのか…と思ったら、庚申塔が出てくる「いしぶみ訪い」はエッセイ風だった…しかし、その後の「多摩川三篇」はショートショートながらホラーで怖い。特に第一話、シンプルなワンアイディアながらそのラスト怖い怖いから! あとは、これまた多摩川の川べりで女子2人のまったりトークを妙にムーディーに描く「Swimming through us」が良かった。雰囲気を描くのは上手い。ただ、同人誌時代の作品も多いらしく、ピンとこないものも多かった。こうの史代さんが絶賛してるのだが…(笑)?2026/01/19
s_s
6
全10編を収めた短編集。酒と煙草が似合うような、可愛らしくも大人な女性が数多く登場する。キュートな絵柄が特徴的であるが、人間の死に触れたり時々ホラーな展開が待ち受けているなど、題材の選択でバランスを獲得している印象。Webでの発表分に加えて同人誌からの作品も幾つか選び出されており、その尖り方が個性的で面白い。どれもラストの「その後」が気になる描き方がされていて、こういう作品集こそ著者による解題・あとがきがあっても良いのではないかと。もう少し各話にページを割いて、上下巻各5編程度で纏まっていたら最高だった。2026/01/17
コリエル
4
著者初短編集。イラストレーターとして好きになった人だけど漫画もけっこう面白いのよね。オムニバスホラー短編は川から首が出ているやつとか諸星大二郎感ある。ラインナップは恋愛ものや日常系などもあって自由に遊んでいる感じのする一冊。そしてやっぱり絵柄が好き。2025/12/19
なべ
2
このような漫画は AI には描けないと思います。(願望込み) 民俗学、自然、映画、街歩き。どれもよいと思います。よき(* ˘ω˘人)2026/02/04
りょ
1
「あのスペースにいる君は」で知った漫画家さん。この漫画を紙で読みたかったのでうれしい…。全体的にもっと恋愛寄りなお話ばかり収録されているのだと思っていたけれど、民俗学・ホラー的な要素が強くてちょっとびっくり。絵柄がほわっとしてて好き。2025/12/21




