出版社内容情報
デビュー70周年、傑作SF漫画の新装版
日本漫画界を長年にわたって牽引した巨匠・松本零士のデビュー70周年にあたる今年、代表作にして、SF漫画の金字塔『銀河鉄道999』のアンドロメダ編を雑誌連載時のカラーページを収録した新装版全10巻で刊行する。
惑星大アンドロメダ。そこは大星雲の中心であり、銀河鉄道の執着駅。そして機械帝国の首都だ。ひとつ手前の「最後の晩餐駅」で生身の人間として残る道を捨てた鉄郎は、自分用の機械の体が待つ終点へと向かう。母との約束を果たすため、運命を受け入れる鉄郎を前に、メーテルは悲しみの底に沈むばかり…。二人を待ち受ける宿命とは?生命と時間をめぐる壮大な叙事詩はひとつの執着を見る。
第10巻収録7エピソード「かげろう気流」「ボルカニックの弟子」「ブルーメロンの決闘」「コスモワイン」「自分以外全部バカ学博士」「故障時計」「終着駅」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
貧家ピー
1
「かげろう気流」「ボルカニックの弟子」「ブルーメロンの決闘」「コスモワイン」「自分以外全部バカ学博士」「故障時計」「終着駅」の7エピソード収録。銀河鉄道の終着駅、惑星大アンドロメダへ到着、40数年ぶりに鉄郎とメーテルと旅をした。2025/07/26
めとろん
1
最終巻のため「機械の体をタダでもらえる星」へ行くのか、本当に機械の体になるのかと問われる回数が増え、もう後戻りできないとか今すぐどの体にするかカタログで選べなんて迫られる鉄郎。映画版のハーロックやエメラルダスが出てきて〜という派手な展開のしか記憶にないため、原作版のじわじわくるのが新鮮。そして女王プロメシュームとメーテル、父ドクターバンの壮大な家族問題(笑) ラストの帰路の一人旅をする鉄郎を見てなるほどこの後が映画版2作目に繋がるのかと納得。解説陣も豪華でした。2024/05/17
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