出版社内容情報
デビュー70周年、傑作SF漫画の新装版
日本漫画界を長年にわたって牽引した巨匠・松本零士のデビュー70周年にあたる今年、代表作にして、SF漫画の金字塔『銀河鉄道999』のアンドロメダ編を雑誌連載時のカラーページを収録した新装版全10巻で刊行する。
宇宙を航行する「999号」に並行して、「999号」そっくりの列車が現れる。軌道が交錯し衝突事故を起こした二つの列車には、それぞれメーテルと車掌、そして少年鉄郎とレドリルが乗車していた。レドリルもまた、機械の体を手に入れるために銀河鉄道に乗り込んだというが、鉄郎の生きる時代よりはるかに下った未来の人間だった…。
第9巻収録8エピソード「メーテルの旅」「石の花」「サルガッソーの底なし沼」「震動駅」「たくさん星の大酋長」「砂の海のロンメル」「絶対機械圏」「マグネット駅の一族」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
貧家ピー
3
「メーテルの旅」「石の花」「サルガッソーの底なし沼」「震動駅」「たくさん星の大酋長」「砂の海のロンメル」「絶対機械圏」「マグネット駅の一族」の8編。終着駅が近づくにつれて鉄郎が見張られている感が強まってきた。2025/07/06
めとろん
0
並走する999の姿から始まる9巻。メーテルと旅をする別の少年と遭遇した鉄郎。お互いを比較すると彼の方が鉄郎より「後」のよう。だんだん不穏な感じになってきてます。機械化人のためにある世界「絶対機械圏」など鉄郎の旅の目的である「機械の体をもらう」が揺らいできてしまう。最終巻がどうなるのか楽しみです。2024/05/11
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