出版社内容情報
ハーロック外伝的傑作SFソープオペラ
「ハーロックへ」のミッシングリンクとなるのが「少年サンデー増刊号」に75~76年に連載された本作です。83年に朝日ソノラマから新書版が出ましたが、連載時のカラーも再現しての完全版の登場です。
アンドロイドが感情を持つという手塚治虫の衣鉢を継ぐ壮大なテーマを描く長編で、あのハーロックも登場します。機械の身体と生命の相克というテーマは「銀河鉄道999」にもつながり、作者のエッセンスが凝縮した作品となります。単行本未収録の「1000年女王の巻」もカラーで再現。
【編集担当からのおすすめ情報】
単行本未収録の「1000年女王の巻」もカラーで再現。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さばずし2487398
3
電子書籍版なので千年女王が出てくるらしい話は掲載されてなかった。が、ハーロック との絡みもたくさん読めて嬉しい。人間に燃えるような復讐心を持つゼロがハーロック はじめ多くの人間と出会う。人間でなくアンドロイドが、人間らしく苦悩するというテーマは昔からあるが、そこに松本零士らしい悲哀と未来の色んな武器が登場して満喫。それにしても母目線で読むと辛い物語。2018/10/17
てふてふ
1
サイズや本文や表紙の神質はビックコミックとかモーニングの単行本とまったく同じ仕様。でもこの名作がこの値段ならOK。最近名作復刻本が多いのはうれしいけど、高くて手が出ないので。最近はやりのA5も保存を考えると、ちょっと大きすぎるしね。2014/05/05
いのうえ
0
復刻版。もちろん?朝日ソノラマ版も所持しているけれども、未収録の「1000年女王の巻」のために購入。久々に松本節に浸かる。まさに青春の幻影の一つ。懐かしかった。2014/05/07
-
- 和書
- 74歳同期会の挑戦