出版社内容情報
"まんが家を目指す多くの少年少女に決定的な影響を与えた著者の代表作をカラーページも含め、発表当時のままのスタイルに準拠して編集した決定版です。
迷惑をかけた編集者にわびをいれて回っていたふたりは手塚先生や旧知の編集者らに助けられ、再起。雑誌連載も舞い込み、まんが家生活に打ち込む。はじめた連載が人気を呼び、ようやくプロとしてまんが道が軌道にのりはじめるのだった（春雷編）
"
内容説明
再出発の機会を与えてくれた「ぼくら」の編集長の期待にこたえるべく、満賀と才野は新連載「宇宙少年団」に注力するが、読者の人気はいまひとつ。その傍ら、余った時間で依頼のない新作を描きためていたのだが、折よく旧知の少女誌から別冊の依頼が。改題した「ロケットくん」の人気はウナギ登りで、新たに別冊の依頼も舞い込み、初めての「カンズメ」も経験。人気漫画家の卵として、ふたりは長いまんが道を一歩一歩踏みしめていく…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご
32
もう最後まで行っちゃいましょう。最終巻。才野から「オリジナルの新作を描こう」と言われる。高校生の頃、手塚先生に出したファンレターの付録。そう、ふたりはファンレターにオリジナル漫画を描いて送っていたのです。手塚先生は批評を書いて返送してくれていたのです。久しぶりに自分たちの原点を目の当たりにしたふたり。思い出そう、あの情熱を。漫画が描きたくてしょうがなかった頃。胸熱。クライマックスはやっぱ風ちゃんの送別会かな。仲間と痛飲。共に夢に向かおうではないか。2022/05/01
森林・米・畑
5
思い出の漫画。希望と勇気と元気を与えてもらえます。忘れた頃に読み返したくなる。
白い駄洒落王
3
大満足。人生に対するやる気が出てきた。2013/05/10
ぬ
1
369ページのみんなの顔がすごく良い。夢があることって羨ましい。2013/07/30
tomdam
1
夢をみる人間、それを後押しする人間。創作の快楽と苦痛を余すことなく描く。どんなに辛くとも仲間がいる。まんが道に光が差す。2013/03/31
