出版社内容情報
藤子不二雄の出発点となった超幻の単行本
1953年に鶴書房が出版した、藤子不二雄の最初で最後の描き下ろし単行本。足塚不二雄名義で描かれ、富山から上京して複数の出版社に持ち込んだが採用されず、手塚治虫の紹介で同社で単行本化が決まった。しかし、表紙を大城のぼるが執筆し、他のマンガ家の作品とのカップリングで出版されたために、その後2度の復刻では藤子が新たに表紙を描き、カップリング作品は外した形でオリジナル通りではなかった。今回は、松本零士が保存していた原本などを元に本文2色を忠実に再現した完全復刻が実現した。
第3次世界大戦でS連邦が使った「氷素爆弾」により凍りついた地球。シェルターに閉じ込められ100年後に蘇った少年が見たのは、氷素爆弾の被害から立ち直り、科学文明の発達したユートピアとして再建された地球だった。終末SFとして現代にも通じる名作。
【編集担当からのおすすめ情報】
オークションでは400万円以上の値段がついたとされる超レア本の完全復刻。藤子ワールドのすべてが盛り込まれたまさに原点といえる作品。
藤子・F・ 不二雄[フジコ エフ フジオ]
著・文・その他
藤子 不二雄A[フジコ フジオエー]
著・文・その他
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