回転木馬

おおやちき

小学館クリエイティブ（2011/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 156p／高さ 22cm
• 商品コード 9784778031817
• NDC分類 726.1
• Cコード C0079

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[michi]

傑作。おおやちきの世界展にて購入。カラーページ完全復刻、当時単行本が出なかったのでこの出版は本当に嬉しい。雪割草もカラー完全復刻版でないかな。額装して販売してもいいと思うカラーページ。ていうか、して！

2013/03/02

[ビスケ]

一条ゆかりや有吉京子と同じ時代に活躍していた漫画家だということを、不勉強ながら知らなかったが……なんだかすごいものを読んでしまったという気分。ストーリーは白っぽい髪の男と黒髪の男がライバルとか、ネタバレになるからあまり言えないけど、「少女漫画のお約束」が「これでもか！」とてんこもり。なのに、今読んでも惹きつけられるのは、とっても怖く（※ホラーに非ず）、とっても美しい絵のせい。カラーなんて、神がかった美しさで、ため息が出た。あと、関係ないけど『キノコ・キノコ』がりぼんで連載されてたと知って収穫。

2012/09/27

[neimu]

大矢ちきをリアルタイムで読んだ世代なので、少々お値段が高くても買ってしまいました。一番好きなのは「雪割草」ですけれどね。それは持っているし。少女漫画の王道のどろどろした設定もさることながら、一条ゆかりのアシスタントだったことよりも、この絵柄と色彩を真似できる人は未だに余りいない、ということに懐かしさを感じている自分だった。

2011/06/02

[あつこ]

７０年代のこの感じがなんとも言えず好きです。表紙の時点で「こりゃもうハッピーエンドはないな」と分かってしまう感じが。関係ないけど、ＢＬやら百合やらなんでもありになってきた現代では「兄妹」もあまり禁断感が薄くなってきたような気が…。

2012/07/21

[錦馬超]

40年近くかかって、やっと最終話を読むことが出来た、いわゆる幻の漫画。 身分違いの恋、腹違い兄妹、とにかくいろんな昨今昼ドラ要素てんこもり。 でも死ぬ前にしたかったことの一つが叶えられたので、満足です。