内容説明
キャラクター・マンガの原点、幻の冒険ファンタジー復刻。
目次
「お伽 正チャンの冒険」
「正チャンのばうけん」
「正チャンの冒険」
「水曜日の正ちゃん」
「正チャンの其後」
「絵ものがたり 正ちゃんのぼうけん」
著者等紹介
樺島勝一[カバシマカツイチ]
明治21年(1888)長崎県諫早に生まれる。商業学校中退後、独学で絵を学ぶ。大正11年、朝日新聞入社。大正12年より15年まで、東風人の名で「正チャンの冒険」を連載。その後、主に講談社の雑誌に挿絵を描き続ける。山中峯太郎の「敵中横断三百里」、「亜細亜の曙」、「大東の鉄人」などの軍事小説、海野十三の「浮かぶ飛行島」などの空想科学小説、南洋一郎の「吼える密林」などの密林小説に、細密なペン画による挿絵を描き一時代を築いた。昭和40年(1965)没
織田小星[オダショウセイ]
明治22年(1889)東京に生まれる。本名信恒。京都帝国大学卒業後、日本銀行に入行。業務でヨーロッパに赴き、子ども新聞や子ども雑誌に影響を受ける。帰国後、子どものための新聞を発行すべく、巌谷小波に相談して、朝日新聞に入る。日刊「アサヒグラフ」の子どもページを担当し、そこで自ら作者となり、画家の樺島勝一と組んで「正チャンの冒険」を連載する。その後、政治家となり、貴族院議員、農林政務次官などを歴任。昭和42年(1967)没
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