ゴールデン・エレファント賞シリーズ
さんくすないと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784777923137
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

久光デパートで年に1回行われる「サンクスナイト」。抽選で選ばれた12人の女性たちが深夜のデパ地下に集まり究極のグルメの数々を思い思いに堪能できる宴だ。本能のままに食欲を満たす女性たちに、館内放送が呼びかける。それは恐怖の始まりだった…ショーケース内に噴霧されていた神経毒により一人、また一人と倒れていく参加者たち。死から逃れる唯一の方法は、フロアに隠されている解毒剤を求め食べて食べて食べ進めることのみ…!第2回「ゴールデン・エレファント賞」特別賞受賞作品。

著者等紹介

根本起男[ネモトタツオ]
1965年、神奈川県生まれ。読売新聞東京本社文化部に勤務し、放送界の取材を10年以上続けている。95年にワープロ購入をきっかけに小説執筆を開始。黒岩研の筆名で『ジャッカー』や『真闇の園』などを著してきた。『さんくすないと』で第2回ゴールデン・エレファント賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

87
初読み作家さん。深夜のデパ地下で食べ散らかし放題のサンクスナイト。グロイ箇所もありますがクローズドサークルっぽい感じで楽しめました。2017/04/03

鱒子

54
図書館本。ラストで何度もどんでん返しを喰らいますが、本書の魅力はそこでなく、醜さグロさ特盛りの壮絶な食事シーンでしょう。もう食べたくないお腹いっぱいのキャラクターたちに更に食べさせるため、仕掛けが施されてます。まさに阿鼻叫喚。2018/07/16

koguma

29
すっごく面白かった!教えてくれた読友さんに感謝(≧∇≦)デパ地下のありとあらゆる高級食品を自由に食べられるイベント、その名も「サンクスナイト」に集まった12人の女が繰り広げる、食べ物に対する醜いまでの執着がすごい!デパートの従業員やその家族の裏話が各所に散りばめられて、話はどんどんこのイベントに隠された壮大な計画へと移っていく。最初こそ美味しそうな商品の数々に涎が出そうだったが、登場人物の腹具合に寄り添うように私まで満腹感が増して、最後には吐き気が...(笑)とにかく新しい形のグログルメミステリーだった!2017/01/17

鬼灯の金魚草

24
面白かった〰!ゲロミス?いやグロミス。デパ地下で繰り広げられる醜い女たちの争いと、食の安全性の問題とクソな男が出て来てもう、ぐっちょんぐっちょん♡勧めてくれてありがとう!2017/02/06

うさっち

21
深夜のデパ地下で行われる女性だけの食べ放題イベント「サンクスナイト」。日頃は高くて買えないようなお店の商品にかぶりつくところまでは良かったけれど、非常事態が発生してからは一気にグロさが増してきて、閉ざされたデパ地下は「阿鼻叫喚の地獄絵図」と変貌する。かなりのグロミスっぷりですが、ラストのどんでん返し面白かった♪2015/07/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4701391
  • ご注意事項

最近チェックした商品