感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
35
波や海洋の現象が詳細な気象本。気象の基礎知識もカバーされている。マリンスポーツ愛好家などを意識した内容のようだが、網羅性が高く一般の人にもわかりやすい。波についての章は見たことがあまりないくらいに詳細でそこだけでも見る価値ありだと思う。写真が多いのも興味を誘う。2021/11/26
Aoki
3
サーフィン好きが嵩じて気象予報士になった著者なので、視点がいい波とかグッドウェイブなどとあって、なかなかユニークですが、実際の中身は海の気象だけではありません。波・海・風で6割占めてますが、その後は季節や山の気候にまで及ぶ、力作です。基本的に1テーマを1見開きだけで完結する構成で見易く、わかりやすい。一番面白かったのは、風ですね。特に気圧。わかってるようで意外に知らなかったり、整理されて記述されるとなるほど感が高まったりして。冒頭の写真はきれいだし、図も多くて一目で理解しやすくなってます。2012/06/03
かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO
2
サーフィンうまい人は、天気図とか地形とかから、いい波が来そうということをよく話したりしていて、そういう話を自分もできるようになりたいなって思って手にとった。この本のいいところは、波に多くのページを割いてるので、なんで波がブレイク(割れる)のか、どういう条件だといい波になるのかといったことが図でわかりやすく説明されているので、非常に良かった。個人的には、もっとサーフィンに絞った気象学の本とかあるとありがたいなって思った。2020/08/05
とんぱ大王
2
波、海、風、潮、雲、海流、天候 どれもコンパクトにまとまっていて、わかりやすい。 波はなぜ起こるのか? 潮の干満はなぜ1日2回あるのか? 風の向きはどっち? この一冊で全部解決2012/04/26
呑司 ゛クリケット“苅岡
1
気象予報士に興味があり、海が好きなので手に取ってみた本。やはり理系の興味が無いと難しいようだ。著者がサーフィンへの興味から気象予報士まで取れたことに感心する。気象に興味が増した分その難しさと奥深さに気付き、更に気象を学んで行きたいと思った。2021/08/22