内容説明
「ローカルごはん」とは、その土地で生まれて伝えられ、今でもしっかり根付いているごはん。とはいえ、堅苦しい定義なんて抜き。格式などは必要ないし、もちろん値段が高くなくたっていい。伝統の郷土料理から庶民派B級グルメまで、趣向を凝らした料理でもお手軽テイクアウトでも、「おらが町のご自慢のごはん」と胸を張って言える食なら、何でもアリだ。こんどの旅は、名所旧跡めぐりでも温泉でもなく、ローカルごはんを通じてその土地をじっくり味わってみてはいかがでしょうか。
目次
札幌/ジンギスカン・スープカレー―北の大地が育んだ新旧札幌発祥の味を食べくらべ
帯広/豚丼・ホワイトチョコ・ストロベリーチョコ―畜産王国・十勝の味開拓の豚丼と日本初のホワイトチョコ
根室/花咲ガニ釜飯・エスカロップ―最果ての地の大人気ガニと国籍不明の個性派洋食
上川・旭川/上川ラーメン・旭川ラーメン―雪の中ですする「日本一」ラーメンと温もり抜群の旭川ラーメン
五所川原・弘前/ホタテ貝焼き味噌・けの汁―津軽のねぶためぐりで見つけた郷土の味と地酒あれこれ
盛岡/盛岡冷麺―朝鮮直伝の冷麺は今では盛岡に根付いた郷土の味
築地/ホルモン丼・合がけ・オムハヤシ―築地場外市場の「市場食」は築地で働く人のエネルギー
甲府/煮貝・ほうとう―武田信玄も食べた、駿河アワビの煮貝と山の味・ほうとう
駒ヶ根・伊那/駒ヶ根ソースカツ丼・おたぐり―伊那谷で育まれた食文化一風変わった大衆料理の数々
富士宮/富士宮焼きそば―グイッとした腰に香り高いダシ粉 富士宮焼きそばを食べ歩き〔ほか〕
著者等紹介
上村一真[カミムラカズマ]
紀行ライター・編集者。水産ジャーナリストの会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
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