リラプス・プリベンション―依存症(アディクション)の新しい治療

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  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535983458
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

内容説明

薬物依存、アルコール依存、タバコ、摂食障害、ギャンブル依存、性犯罪…、さまざまな依存症の治療に高い効果を発揮し続けるリラプス・プリベンション・モデル。古典的テキストの「第2版」。

目次

第1章 アルコールと薬物問題のリラプス・プリベンション
第2章 多様な人びとへのリラプス・プリベンション
第3章 アルコール問題の治療
第4章 喫煙のリラプス・プリベンション
第5章 覚せい剤・精神刺激剤依存のリラプス・プリベンション
第6章 大麻の乱用と依存のリラプス・プリベンション
第7章 MDMA、幻覚剤、吸入剤、ステロイド乱用のリラプス・プリベンション
第8章 摂食障害と肥満のリラプス・プリベンション
第9章 ギャンブル障害の治療
第10章 性犯罪者に対するリラプス・プリベンション・モデルの改善―性犯罪者の動的リスク・ニーズを標的にした再犯リスク抑制療法
第11章 性的危険行動のリラプス・プリベンション

著者等紹介

マーラット,G.アラン[マーラット,G.アラン][Marlatt,G.Alan]
米国ワシントン大学公衆衛生学部教授、同大学嗜癖行動研究センター長を最後に、2011年3月逝去。アディクションの領域において、名だたる革新的な理論上・臨床上の業績を残した。過去25年にわたって、さまざまな嗜癖行動に対するリラプス・プリベンションとハーム・リダクションのプログラムの開発における重大な貢献をした。アメリカ心理学会および行動療法振興会(現アメリカ認知行動療法学会)フェローを務めたほか、行動療法振興会の会長も務めた

ドノバン,デニス・M.[ドノバン,デニスM.][Donovan,Dennis M.]
米国ワシントン大学医学部精神医学・行動科学科教授。同大学アルコール・薬物乱用研究所長。過去20年にわたって、シアトル退役軍人医療センターのアディクション治療部門において、臨床、管理、研修、研究活動に従事したほか、国家退役軍人局における物質乱用治療教育に関する最初のCOE(最先端研究拠点)副所長を務めた。アルコール依存および嗜癖行動に関して、120本の論文、30の共著書、3冊の著書を発表している

原田隆之[ハラダタカユキ]
一橋大学大学院・カリフォルニア州立大学大学院修了。法務省法務専務官、国連薬物犯罪事務所アソシエート・エキスパート等を経て、目白大学准教授(臨床心理学、犯罪心理学)。東京都医学総合研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Baron

2
日本は依存症治療という点において、明らかに発展途上国であるが、この本で紹介されているリラプス・プリベンションモデルの概念すらほとんどの人が知らないとなれば、それは当然であるとも思える。 RPは、薬物依存やギャンブル依存など、広範囲に渡っての依存症に効果のある認知行動療法で、高い効果を挙げている。 特徴的なのは、スリップ(再使用)を失敗とか「意志の弱さ」ととらえないところにある。あくまでラプス(一回の使用)とリラプス(依存の状態に戻ること)を区別し、新たな治療の契機とするのである。(続く2014/04/14

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