内容説明
薬物依存、アルコール依存、タバコ、摂食障害、ギャンブル依存、性犯罪…、さまざまな依存症の治療に高い効果を発揮し続けるリラプス・プリベンション・モデル。古典的テキストの「第2版」。
目次
第1章 アルコールと薬物問題のリラプス・プリベンション
第2章 多様な人びとへのリラプス・プリベンション
第3章 アルコール問題の治療
第4章 喫煙のリラプス・プリベンション
第5章 覚せい剤・精神刺激剤依存のリラプス・プリベンション
第6章 大麻の乱用と依存のリラプス・プリベンション
第7章 MDMA、幻覚剤、吸入剤、ステロイド乱用のリラプス・プリベンション
第8章 摂食障害と肥満のリラプス・プリベンション
第9章 ギャンブル障害の治療
第10章 性犯罪者に対するリラプス・プリベンション・モデルの改善―性犯罪者の動的リスク・ニーズを標的にした再犯リスク抑制療法
第11章 性的危険行動のリラプス・プリベンション
著者等紹介
マーラット,G.アラン[マーラット,G.アラン][Marlatt,G.Alan]
米国ワシントン大学公衆衛生学部教授、同大学嗜癖行動研究センター長を最後に、2011年3月逝去。アディクションの領域において、名だたる革新的な理論上・臨床上の業績を残した。過去25年にわたって、さまざまな嗜癖行動に対するリラプス・プリベンションとハーム・リダクションのプログラムの開発における重大な貢献をした。アメリカ心理学会および行動療法振興会(現アメリカ認知行動療法学会)フェローを務めたほか、行動療法振興会の会長も務めた
ドノバン,デニス・M.[ドノバン,デニスM.][Donovan,Dennis M.]
米国ワシントン大学医学部精神医学・行動科学科教授。同大学アルコール・薬物乱用研究所長。過去20年にわたって、シアトル退役軍人医療センターのアディクション治療部門において、臨床、管理、研修、研究活動に従事したほか、国家退役軍人局における物質乱用治療教育に関する最初のCOE(最先端研究拠点)副所長を務めた。アルコール依存および嗜癖行動に関して、120本の論文、30の共著書、3冊の著書を発表している
原田隆之[ハラダタカユキ]
一橋大学大学院・カリフォルニア州立大学大学院修了。法務省法務専務官、国連薬物犯罪事務所アソシエート・エキスパート等を経て、目白大学准教授(臨床心理学、犯罪心理学)。東京都医学総合研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Baron