内容説明
大人と子供が同じものを撮ったら、何が、どんな風に、違って写るのか?子供の頃に通っていた通学路を気まぐれで歩いた時の、あの風景の違いが写真に写るかどうか試してみたかった。「おとなは、だれも、はじめは子どもだった」そのことを忘れないでいるつもりの大人の写真家として。近所の市場から、鹿児島県奄美大島まで。大人と子供が撮り歩いた絵日記みたいな写真たち。
著者等紹介
新倉万造[ニイクラマンゾウ]
1952年東京生まれ。1974年フリーとなる。1983年日本広告写真協会(APA)APA大賞受賞。1984年NAAC入選。その他受賞6回
中田燦[ナカタサン]
1999年大阪生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバメマン★こち亀読破中
26
大人と子供が街へ出てカメラで同じものを撮影した写真集です。同じ被写体でも、考え尽くして撮影する大人の写真と、自由に撮りまくる子供の写真を対比させると面白い。自由過ぎる子供は撮影することを忘れ、別のことを始めてしまったり…。大人になって忘れてしまったものに気付かされる1冊です。2015/01/04
momogaga
23
図書館本。アイデアがすばらしい。子供たちが撮った写真展もあればいいな。2016/08/17
ゴコ
9
【子供にはもともと意味なんかない。】大人と子供がカメラを持って同じ被写体を撮ったらどうなる…という本。引用は写真に意味を持たせる大人との対比の言葉。写真の事はわからないが、子供はまっすぐで気持ちのいい写真を見せてくれる。それが、子供の頃の気分や感覚を思い出させてくれる。カチカチ頭の大人になってきている自分。そんな時にこの本を見ることでストレッチできそう。2016/03/11
ひろ☆
9
大人目線の写真と子供目線の写真。わざとらしい感はあるけど、アイデアはいい。2014/05/12
ソウ
8
二冊目から先に観てしまったけど、こっちはこっちで、燦が幼くてかわいいです!二冊目を観たときにも思ったけど将来子どもが生まれて大きくなったら一緒に写真を撮りに行きたくなりました!2012/06/24
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- 和書
- 基礎電磁気学 (改訂版)