- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > お笑いタレント
出版社内容情報
分析と言語化でM-1歴代最短芸歴での優勝を果たした著者による最新鋭の漫才論!
「僕にできるのはあれこれ考えることとそれを人に説明すること。だったら漫才を限りなく考えて本にしてしまおう」
目次
M‐1グランプリ(司法解剖;2018;技術の時代;花咲く漫才;「あるある」と「ないない」;2024;ダークヒーロー)
寄席(寄席とは;客層;理解と発声;東と西;フィクション・ライン;南と北;世界)
対談 霜降り明星・粗品×令和ロマン・〓比良くるま
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
77
Kindle。2023年M-1王者、令和ロマン・高比良くるまのエッセイ集。いろんな媒体で漫才論などの考察を行っている著者の思いや考え方が分かる一冊で、お笑い好きにはオススメ。前年度王者ながら今年もM-1決勝に勝ち上がっており、ここまで来たら史上初の連覇を成してほしい。決戦の12月22日が待ち遠しい。2024/12/08
ゆいまある
74
失敗だった。文字サイズが変わらないタイプの電子書籍だったので私のKindle端末では非常に読みにくい。文字が小さすぎる。しかもくるまがお笑いについて深く考察。昨年のM-1を見て、余りの技術の高さにぐうの音も出ず、くるまという人に興味を持つたのだが、なかなか尖った自分を曲げない人だという以上の深堀りは出来なかった(内容が笑いに偏っており、彼の人柄を掘る本ではなかった)。今回の活動自粛から復帰したあとの彼が見たい。今から楽しみで仕方ない。2025/02/27
aquamarine
62
題名通りの漫才の過剰考察。満足いくような勉強をしなかったのに某有名大学に受かってしまったと自分で言うだけあって、頭の回転がよく、考え方も表現も独特だと感じる。でもそれが的確で面白い。漫才というものに対しこんな考え方をする人がこの業界を牽引していってくれたら今後が安泰かもしれない。発売が昨年11月なので当然考察のメインは2023年のM-1になる。決勝の考察でさや香のネタについて「急に見たこともないPDFを配り出し」と表現されていたところは声をあげて笑ってしまった。M-1好きな人なら楽しめると思う。2025/02/28
ぼっちゃん
53
M-1グランプリは、昔と異なり最近は予選もYou Tubeで見られるのでそれらを見られているお客さんの反応の違いや、笑神籤でしゃべくり漫才、漫才コント、システム系漫才など同系統の漫才が続いた場合、どのネタで行った方が有利かなども考え、色々なネタを持っていて、当たった順番でどのネタで行くか柔軟に対応しているのだと驚きもあった。2025/02/15
ホッパー
51
戦略の思考がすごくて感心する。粗品・くるま対談も読み応えあり。2024/12/19