出版社内容情報
女性アスリート史上初の
大統領自由勲章 受章!
エマ・ストーン主演『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』で再注目!
女子テニスのレジェンドが自らつづる、平等のため闘い続けた80年間の軌跡
内容説明
私は試合で証明したかった。女は平等に扱われるに値すると。世界ランク1位、グランドスラム通算39勝、歴史に残るバトル・オブ・ザ・セクシーズでの勝利。輝かしいキャリアの裏には、摂食障害との闘い、セクシュアリティの葛藤、命がけの人権保護活動があった―。テニス界の伝説ビリー・ジーン・キング、自由のために闘いつづけた半生のすべて。
目次
テニスに目覚めて
恩師クライド・ウォーカー
憧れのアルシア・ギブソン
アリス・マーブルの教え
いざウィンブルドンへ
強敵マーガレット・スミス
ラリー・キングとの出会い
試練つづきの新婚時代
世界の頂点へ
プロ転向と激動の日々
“クローゼット”のなかで
女子選手たちの反乱
バージニア・スリム・ツアー
新星クリス・エヴァート
スキャンダルの火種
ボビー・リッグズからの挑戦
世紀の決戦に向けて
すべてに全力を尽くす
バトル・オブ・ザ・セクシーズ
女性たちの自由のために〔ほか〕
著者等紹介
キング,ビリー・ジーン[キング,ビリージーン] [King,Billie Jean]
1943年11月22日生まれ。カリフォルニア州ロングビーチ出身。11歳でテニスを始め、優れた運動神経と並外れた努力により、史上最年少の17歳で1961年のウィンブルドン選手権女子ダブルスで初優勝を果たす。4大大会では通算39勝という超人的な記録を達成。1987年には国際テニス殿堂入りを果たした。輝かしいキャリアのかたわら、男女の賃金格差の是正運動や、LGBTQ+の人権保護活動にも貢献してきた。1973年、男性至上主義を掲げるボビー・リッグズとの世紀の一戦“バトル・オブ・ザ・セクシーズ”では、では、見事な勝利をおさめて女性の能力を全世界に証明した。レズビアンであることを公表しており、パートナーは同じく元女子テニス選手のイラナ・クロス
池田真紀子[イケダマキコ]
東京都出身。英米文学翻訳家。主な訳書にアーヴィン・ウェルシュ『トレインスポッティング』、チャック・パラニューク『ファイト・クラブ』(ハヤカワ文庫)、ミン・ジン・リー『パチンコ』(文春文庫)、ガブリエル・ゼヴィン『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(早川書房)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。