中森明菜の音楽 1982-1991

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中森明菜の音楽 1982-1991

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784777829897
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

令和のいま、巷に湧き起こっている“明菜ブーム”
希代の歌姫・中森明菜の楽曲に徹底フォーカスした、かつてない音楽クロニクル!
人気音楽評論家・スージー鈴木による渾身のペンを走らせる!

内容説明

ほかの誰にも歌えなかった。ほかの誰にも生み出せなかった。それは、もはや“中森明菜”という名の音楽ジャンルだった。広さと深さ、そして悲しいまでの美しさ―その音楽家としての真価にただ耳を澄ませる。

目次

第1期 出現 1982‐1983(スローモーション―「ニューミュージック」なデビュー曲にまつわる人間模様;少女A―派手派手しいギターで「80年代の山口百恵」を目指した代表曲の是非 ほか)
第2期 飛翔 1984‐1986(北ウイング―18歳の少女が自らたぐり寄せた第二期への飛翔は成田空港から;サザン・ウインド―挑戦心・野心がふんだんに詰め込まれた1曲を歌いこなす余裕 ほか)
第3期 爛熟 1986‐1987(ジプシー・クイーン―「アーバン歌謡」の進化によって第三期へののろしとなった1曲;Fin―アルバム『不思議』を経た「アーバン歌謡」への回帰と大衆化 ほか)
第4期 到達 1988‐1989(AL‐MAUJ―耳にすーっと入ってくる音楽性は拡散から収束への転換点か?;TATTOO―「サイバーパンク・ジャズ」と「ネタ消費」と時代との狭間で;I MISSED“THE SHOCK”「昭和の中森明菜」をガラガラポンして総決算した1曲;LIARピークは続く。そして『SOLITUDE』からの長い旅が完結)
第5期 総括 1990‐1991(Dear Friend―「シン・中森明菜」への変化に対するジレンマを生む特別な「大ヒット」;水に挿した花―危うく、儚く、美しい純粋音楽による80年代中森明菜の総括;二人静―「天河伝説殺人事件」より忘れて…「別の物語」と「元の物語」の間に生まれた1枚)
終章 「中森明菜の音楽」とは何だったのか

著者等紹介

スージー鈴木[スージースズキ]
1966年大阪府東大阪市生まれ。音楽評論家、ラジオDJ、作家。昭和歌謡から最新ヒット曲まで、幅広い領域で、音楽性と時代性を考察する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ライアン

8
あのことには触れず中森明菜さんの音楽についてだけ書かれたもの。サブスクで楽曲を聴きながら読みました。いろんなエピソードが面白い。ファーストアルバムに収められているデビュー候補だった4曲を聴いたけど「スローモーション」に決めて良かったね~。明菜ロングトーンは確かに名曲が多いね。その中でも「DESIRE」はやっぱ最高ですわ。本書を読んで改めて好きになった曲もあったし、もう一度一通り楽曲を聞いてみようかと思う。2024/02/27

五月雨みどり

5
堪能した! 中森明菜の最盛期1982年デビュー曲から1991年までの全シングル・アルバムが丁寧に解説されている。弱冠二十歳前後で自らをプロデュースしそれを実現する才能と,それが熱烈に歓迎された昭和の終わり。しかし彼女と時代は少しずつ乖離を見せ始める。以降の彼女の動向はドラマ出演(平成初期のみ)と名曲カバーと地味なライヴ活動か。それすら近年は覚束ない。最近はYouTubeやサブスクで彼女を知った若い世代からのリクエストも多いと聞くから,そろそろ今の歌声を聴きたいもんであるが,果たして。2023/12/22

きつねねこ

4
この著者はやはり「信頼できる書き手」だと再認識。中森明菜の音楽に特化して書くというスタンスが徹底されていて、例の件については「事件」としか書かれていない(固有名詞も概略も書かれない)。若い世代からすると何が何やら分からないだろうが、それこそが音楽評論家としての著者の矜持。そして、音楽に特化して書かれているのに、読み終えると中森明菜自身に注ぐ著者の温かい視線が感じられる。それを「(彼女の)ファン」ではない人が書いたということにぐっと来る。80年代松田聖子音楽論も是非書いてほしい。2024/02/17

おっぽう

4
中森明菜のシングル、アルバムをスージーさんの視点で評論された一冊。 YouTube等で曲を聴きながら、時に鳥肌が立ちつつ、読了。 アーティスト中森明菜を再認識させられました。2024/01/10

dogmomoclo

1
錦糸町スナックや野球に例える表現がこれでもかと出て来る音楽評論本は世界で唯一無二ではなかろうか。明菜楽曲を令和の今、発表順にまっさらの状態で聴いたというのが奇跡であり素晴らしい。著者の人柄がそこかしこに滲み出ていてクスッとさせつつも鋭い視点はスージー節全開なり。2024/03/19

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