内容説明
老若男女一億総疾患!!知っていれば焦らない。大切な人を救うため、一家に1冊必携の書!
目次
第1章 相談しづらい&受診しづらい病気 栄えあるスターティングメンバー
第2章 指摘するのもされるのもツラい 臭い病気
第3章 大げさに思われがち 痛い病気
第4章 鏡を見てため息をつく 見た目が気になる病気
第5章 ひとりで悩みがち!デリケートゾーンの病気
第6章 理解されない苦しみの日々 地味につらい病気
著者等紹介
奈良信雄[ナラノブオ]
医学博士。順天堂大学客員教授、東京医科歯科大学名誉教授、日本医学教育評価機構常勤理事。1950年、香川県高松市生まれ。1975年、東京医科歯科大学卒業。放射線医学総合研究所、カナダ・トロント大学オンタリオ癌研究所研究員、東京医科歯科大学医学部教授を経て2015年より現職。専門は、内科学、血液病学、臨床検査医学
田中圭一[タナカケイイチ]
漫画家。京都精華大学特任准教授。1962年、大阪府枚方市生まれ。近畿大学法学部卒業。小池一夫劇画村塾神戸教室に第一期生として入学し、『ミスターカワード』(1984)で漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
31
読み友さんの感想を読んで。相談しづらいかはわかりませんが、結構みんな一つや二つは悩んだことがある症状だと思います。尿漏れも最近はCMになるぐらいオープンになってきましたが(男性用のものまで!)、ごく最近までみんなこっそり悩んでいた問題なんですねえ。うんうん、でもSTDは早急に受診しなさ~い!2025/03/06
アナクマ
27
相談/受診しづらい症状で困っていませんか。大変ですよね、それはこんな病気で、こんなふうに対処していきましょう、とガイドしてくれます。◉親しみやすい本文と、手塚治虫的田中圭一のとぼけたイラストで手にとりやすい工夫あり。今はネット検索という手もありますが、地味で、身近で、人知れず直したい(と思われがちな)病気の正しい知識、人生の初めの頃に知っておくのも無駄ではないでしょう。2020/11/19
スリカータ
19
「病院に行く」心理的ハードルの高低は、個人差が大きいと思う。私自身は我慢強い方で、痛みを数日耐えて自分では如何ともし難いレベルでやっと病院の敷居を跨ぐ。悪化して入院した経験もある。本書に挙げられた症状も「我慢できなくはない」というもの。結局は、早目に受診するに越したことはないのだ。2020/06/22
G-dark
16
「病気になるのは恥ずかしいことではないし、早く治療すれば治る確率も高くなるだろう」と頭では分かっているけれどつい病院に行くのをためらい、誰にも相談出来ずにいる人におすすめの本。この本には、「水虫」「痔」「わきが」「五十肩」「イボ」「頻尿・尿漏れ」「便秘症」などを含む42の病気が紹介されています。これらの病気がなぜ相談しづらく受診しづらいのかを分析した上で、病院に行くべきタイミングや、民間療法のNG例も掲載。専門用語が沢山出てきますが、田中さんの面白いイラストや、分かりやすい文章のおかげで楽しく読めます。2020/11/06
chatnoir
16
今はネットがあるから、同じ症状の人の話は知りやすくなったけど、あくまで素人判断だから...。プロの方のもう少し詳しい話が読めるかと思ったけど、結局は体の異変は見逃さず、中途半端に市販薬を利用せず、病院へ行けというお話になるみたい。そりゃそうだよね...タイトルも自分で治せるじゃないもんね(笑) 挿絵がすごく手塚治虫風で面白かった。2020/09/29
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