内容説明
9人に満たない部員数、雑草だらけのグラウンド、ヤンチャな生徒たち、未曾有の災害…さまざまな困難を乗り越え、いかにして甲子園への切符を掴んだのか?
目次
私立おかやま山陽高校(岡山県)―異色な指導で新入部員3人からの大躍進
私立下関国際高校(山口県)―廃部危機に追い込まれた野球部の下克上
私立霞ヶ浦高校(茨城県)―9回の絶望の末に勝ち取った甲子園、その先にある未来
私立折尾愛真高校(福岡県)―選手9人・ボール6球・グラウンドなしからのスタート
私立クラーク記念国際高校(北海道)―通信制高校の創部3年目の奇跡
県立石巻工業高校(宮城県)―大震災が残したもの、甲子園が教えてくれたもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
19
全ての学校が甲子園に出られる可能性があることと高校野球における指導者の大切さがよくわかりました。おかやま山陽、下関国際が印象に残りました。2023/08/28
ライアン
8
いや~、指導者ってなかなか大変だし、根気がいるね。下関国際の話はちょっとうるっと来た。その後甲子園に出てきている学校が少ないのも、なかなかそう甘くない現実なのかな。ただライターの方の文章がイマイチで読みづらかったのが気になった2022/07/18
RX78
3
地元岡山「おかやま山陽高校」の話から始まります。堤監督のチームを改革していく姿はとても勉強になります。 10年後の目標をかかげたり、野球が上手くても和を乱すような子をスカウトしないようにしたり、中古道具を海外に送ったり、甲子園にたとえ行けなくても、堤監督の指導を受けた子どもたちは幸せだなと思います。
Chamu
0
2022年ソフトバンクホークスで戦力外から復活し大車輪の活躍をするセットアッパー藤井投手の母校 おかやま山陽高校。 夏の甲子園、大本命の大阪桐蔭を破り準優勝した下関国際高校。 2019年に出版された本ではあるがそれぞれの監督の苦悩、正にどん底からのドラマに感動。2022/09/18
だいちゃん
0
どこの高校も頑張ってたんだなと思う。2020/01/19