出版社内容情報
『日本懐かし自販機大全』でお馴染みの著者・魚谷祐介によって選び抜かれた西日本の侘寂温泉を約50スポット掲載。『日本懐かし自販機大全』でお馴染みの著者・魚谷祐介によって選び抜かれた西日本の侘寂温泉を約50スポット掲載。
魚谷祐介[ウオタニユウスケ]
著・文・その他
内容説明
『日本懐かし自販機大全』著者・魚谷祐介。孤高の旅人が心の赴くまま“日本”を巡り、邂逅した場所。北陸地方から、関西、中国、四国、九州、沖縄まで―「癒し」と「郷愁」の温泉場、全50スポット収録。
目次
富山
石川
福井
三重
京都
和歌山
鳥取
岡山
広島
島根
山口
愛媛
大分
長崎
宮崎
鹿児島
沖縄
著者等紹介
魚谷祐介[ウオタニユウスケ]
写真家。文筆家。音楽家。多岐に渡り活動するマルチクリエイター。「風情」と「味わい」を求めて日本全国を巡り、取材、記録している“旅人”でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ann
46
さすがに九州が多い。特に鹿児島県。入浴料も¥100~とか! 知り合いの日本中を歩いたアメリカの高校教諭のアメリカ人男性は「一番好きなところは鹿児島県!」と言い切っていた。あー(本物の)温泉行きたすぎる!2020/12/06
山田太郎
33
読んでて行きたいとあんまり思わないけど、でも読んでいて楽しい。福岡がないため残念というか。結構二日市温泉とか筑後川のところにありそうな気もするけどな。1泊素泊まり2000円くらいのところに1週間くらい行きたい気もするけど3日くらいが限界なきもする。2019/03/11
鯖
16
きらめく湯に、錆びて朽ちかけた看板に、継ぎ目が変色したタイルに、薄汚れた蛇口にと、侘寂ある多数の写真が素晴らしい。どこも維持していくのが大変なのは同じ。いいなあと思うけれど、自分が実際に訪れる機会があるかとなるとむむむとなりつつ、それでも残って欲しいなあと勝手なことを思う。しかし自宅の風呂掃除どころじゃなく、温泉の風呂掃除はでかいし、湯の内包物が多いから大変。「とろみ感のあるぬるつるの湯」「サイダーのような発泡性のあるぬるめできしむ感じ」といった描写がどうにも理解しきれない刀剣の刃文の説明みたいであった。2019/03/02
こぺたろう
13
本屋で見かけて衝動買い。「侘寂温泉」という表現に感心しました。昭和の感じのする、味わい深い温泉がたくさん紹介されています。こういう所は、地元客を除けば、観光客向けというよりマニア向けだと思います。経営は大変そうだし、後継者問題を抱えている所も多いはず。でも、愛されている所も多いと思うので、できるだけ長く続いて欲しいです。2019/03/10
なにょう
12
写真が上手だねー見ているだけでかなり癒しになったよ。うちの市内にもある、地元の人達が「こんばんは」「おやすみなさい」て挨拶し合うような地域密着型。でもって激安で経営はどうなるか心配になってくる温泉たち。入湯料100円とか200円とか入湯税も払わないといかんだろう。だから設備投資どころじゃなくてボロいまま。今の新しいものピカピカのものが尊ばれる時代に。2019/06/02