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出版社内容情報
子ども向けの本とは思えないようなインパクト! シュール&エキセントリックな驚異の世界!! まさにトラウマ感満載!!! 貴重な昭和の"トンデモ児童書"一挙大集合。
中柳豪文[ナカヤナギゴウブン]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
84
「世界の怪奇大図鑑」「予言大百科!」etc.あったあった!こんな本。表紙も本文の挿絵や解説、どれもおどろおどろしい祭りの見世物小屋的な怖さもあって読んだあとはしばらくトラウマになった本。私らよりももう少し若い人たちが一番懐かしいかもしれない。挿絵画家の解説も書かれていてなかなか充実された本だった。今この手の本はなかなか出版出来ないようだ。ぜひもう一度読んでみたい。図書館にはもう置いていないのだろうか。古本屋で全巻見つかったりするかもしれぬ。図書館にて2019/03/02
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
81
昭和後半に子供時代を送った方には懐かしい1冊のはず。あの当時の児童書シリーズで、多く出版されていた、オカルトやホラー等の絵解き読物を数々紹介。私も学研のチャンピオンコースは覚えている。学校の図書室にあったのだ。今見るとコンビニ本の様である。最近の児童書はアニメの様な萌え絵ばかりだと問題にされていたが、本書にある様なグロテスクな絵の、しかも内容の疑わしい児童書で育った親が何を言うかと思う。リテラシーを損ねかねないオカルトが共通認識であったからこそ、「と学会」の超常現象暴きが素晴らしい啓蒙だったのだと痛感。2018/12/13
sofia
52
ザ昭和のおどろおどろしい児童書がいっぱいある。思い出すと、私は本当に怖い妖怪、悪魔、戦争系は絶対読んでいない。ミステリー超能力者、四次元、予言は非常に興味があった。そして実際のところ、親も安心の健全系はかなり読んでいる。ネットもお金もない時代、1冊の本をなめるように読み、この限られた情報をひっそりと信じていた。2019/01/14
姉勤
41
中学生ぐらいまでは読書が嫌いで、それでもこの手の本は面白がって読んでいたと記憶。UFO、UMA、オーパーツやら七不思議、妖怪や怪談。彼岸花が生理的に苦手なのも、本の内容に不似合いな(いやむしろだからこそか)妙に劇画チックでリアルな挿絵の影響だと思う。スクラップ的にカラー写真で紹介。出版社による傾向や有名画家が手掛けているなど、茶化しつつも意外と堅実な内容。この手の本よりも、大人のマスターベーションたるコンプライアンス最上の提供物こそ、子供騙しの代物だろうに。2023/08/20
更紗蝦
41
1970年代を中心に出版された、怪奇・心霊・UFO・UMA・超能力などをテーマにした子供向けの本の中でも、特に、ビジュアル面でインパクトの強いものを厳選して紹介してるので、著者名だけでなく、表紙・挿絵・漫画担当のイラストレーターや漫画家のお名前を余さず記載しています。子供の頃、リアルタイムでこの手の本を読んでいた時は、誰が絵を描いているのかは全く気にしていなかったのですが、こうして改めてチェックしてみると、石原豪人先生・柳柊二先生・南村喬之先生などのお名前があって、驚きました。2023/07/24