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出版社内容情報
子ども向けの本とは思えないようなインパクト! シュール&エキセントリックな驚異の世界!! まさにトラウマ感満載!!! 貴重な昭和の"トンデモ児童書"一挙大集合。
中柳豪文[ナカヤナギゴウブン]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
85
「世界の怪奇大図鑑」「予言大百科!」etc.あったあった!こんな本。表紙も本文の挿絵や解説、どれもおどろおどろしい祭りの見世物小屋的な怖さもあって読んだあとはしばらくトラウマになった本。私らよりももう少し若い人たちが一番懐かしいかもしれない。挿絵画家の解説も書かれていてなかなか充実された本だった。今この手の本はなかなか出版出来ないようだ。ぜひもう一度読んでみたい。図書館にはもう置いていないのだろうか。古本屋で全巻見つかったりするかもしれぬ。図書館にて2019/03/02
古古古古古米そっくりおじさん・寺
82
昭和後半に子供時代を送った方には懐かしい1冊のはず。あの当時の児童書シリーズで、多く出版されていた、オカルトやホラー等の絵解き読物を数々紹介。私も学研のチャンピオンコースは覚えている。学校の図書室にあったのだ。今見るとコンビニ本の様である。最近の児童書はアニメの様な萌え絵ばかりだと問題にされていたが、本書にある様なグロテスクな絵の、しかも内容の疑わしい児童書で育った親が何を言うかと思う。リテラシーを損ねかねないオカルトが共通認識であったからこそ、「と学会」の超常現象暴きが素晴らしい啓蒙だったのだと痛感。2018/12/13
sofia
52
ザ昭和のおどろおどろしい児童書がいっぱいある。思い出すと、私は本当に怖い妖怪、悪魔、戦争系は絶対読んでいない。ミステリー超能力者、四次元、予言は非常に興味があった。そして実際のところ、親も安心の健全系はかなり読んでいる。ネットもお金もない時代、1冊の本をなめるように読み、この限られた情報をひっそりと信じていた。2019/01/14
ホークス
46
2018年刊。1970年代に多数出版された、「◯◯ミステリー」等の児童書シリーズ。テーマはオカルト、UFO、UMA、歴史や科学ネタ。トラウマ級に怖い、残酷なイラストが満載で、真偽不明の話も多い。怪しさ際立つイラスト群から、戦争前後を生き抜いた画家たちの情熱を感じた。下品で子供騙しかも知れないが、紙芝居や見せ物小屋のような迫力がある。私などはこの雰囲気を知る最後の世代か。挿絵もすごいが実は活字の本気度もすごい。子供たちは活字に憧れ、しかも飢えていた。本は高価だから何度も読み、友だちと貸しあった。ただ懐かしい2024/09/16
たまきら
44
このシリーズ面白くて…すっかりはまっちゃいました。家にあった思い出は無いのですが、からだのひみつのイルカの絵は既視感があるので、友だちの家にあったのかもしれません。結構怖いおまじないの本とか、結構売っていた思い出があります。ゾンビとかミイラも…あっ、少し年上のいとこの家で読んだ気がする!恐怖新聞もだーくんのところで読んだんだった…。2025/04/27