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出版社内容情報
アルバムいっぱいの大事なコレクション。そんな“お宝"を眺めているときの秘かな悦。ダブりを友だちと仲良く交換した想い出。「大当り」のカードが出現した瞬間の興奮……当時の男の子が熱狂した「カード文化」の記録。
堤哲哉[ツツミテツヤ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるを
57
🌟🌟🌟🌟☆。癒し。心の安寧を求める際に開く聖書。カード。なんて美しい響きなのでしょう。あの小さな空間の中に夢と希望がたくさん詰まって俺を空想と恍惚の世界へと誘ってくれる魔法のスペルであり異世界への扉。それは、特撮でもアニメでも漫画でもアイドルでも良いのです。それは自分が好きな世界の甘い甘い誘惑をたくさん盛りつけた謂わばフルーツパフェのようなモノ。勿論、カードそのものを集めた方が楽しいに決まっています。しかし、それにはどうしても限界があります。そんな俺にこの本はちょうどいい癒しなのです。2021/10/01
兵士O
15
お菓子のおまけシリーズは、僕たちの世代の場合、ビックリマンチョコだったりするので、この本のカードは集めたことがなかったです。今のバンダイのガオロードのスコープ機能と比べると仮面ライダーカードは素朴ですね……。この本の作者の堤さんはそんな昔の混沌とした様々なカードのシリーズを丁寧に説明されているので、本当に熱い思いを感じます。でも、故意に欠番カードを作り、子供たちがカードの番号の順番通りに集めていることを逆手にとり、儲けようとしていた某お菓子メーカーには憤りを感じました。悲喜こもごものコレクションですね。 2021/04/17
ひょるひょる
4
読んでいて面白かった。サンダーマスクが出ていて衝撃的だった。『突撃! ヒューマン!!』とか知らないのも結構あった。2019/02/09
勧善寺藍(かんぜんじ あい)
4
図書館本。特撮の作品が主です。自分の世代よりもちょっと上だなー。全然わからない、プロ野球チップスカードは少し集めてました。2018/10/14
Gamemaker_K
3
この本に取り上げられているヒーロー物全部子どもの頃リアルで楽しんだ世代であり、もうとにかく懐かしくて。鋼鉄ジーグの超合金は高校くらいまで気分に応じて足に頭つけたりとかやってたっけな。・・・俺の性質にコレクターの要素がほとんどないことは、幸せだったのかなあ。社会人になるまでは貧しかったので、コレクターになろうと思ってもなれなかったという事情はあったけど。2022/05/28