内容説明
ビリーはみんなに好かれる明るい男の子。でも、フレッドだけはビリーにいつもいじわるをしてきます。だんだん元気がなくなってきたビリー。さあ、どうしたらいいのでしょう…こどもが抱えるちいさな悩みを一緒に解決するヒントがみつかります。
著者等紹介
ブラッケン,ベス[ブラッケン,ベス] [Bracken,Beth]
子どもの本の編集者・作家。ミネソタ州ミネアポリス在住
ベル,ジェニファー・A.[ベル,ジェニファーA.] [Bell,Jennifer A.]
子どもの本とグリーティングカードのイラストレーター。1999年、オハイオ州のコロンバス・カレッジ・オブ・アート卒業。ミネソタ州ミネアポリス在住
こうのまりこ[コウノマリコ]
河野万里子。翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
51
お人好しのビーバー・ビリーと、ちょっとイヤミなネズミ・フレッドのお話。フレッド本人には悪気はなさそうで、単に、空気が読めない故に、相手を傷つけているようだが、自分のお気に入りの絵や服をけなされると、そりゃあ付き合いたくもなくなるなあ。そこをビリーに指摘されたおかげで、フレッドも他人を思いやる気持ちを身につけたかな。良かった良かった。2016/11/05
たまきら
23
読み聞かせ候補の一冊として。結局読まなかったのですが、娘さんが久しぶりに読んでました。保育園の延長みたいな小さな小学校に通っている彼女。在学生全員がほぼ名前を知っている、そんな中でももちろんカチンとくることはある。学校であった事をさりげなく話す、良いきっかけになる本です。2019/07/06
たまきら
19
保育園でいじわるなことを言ってみんなを泣かせてしまう、でも結構人気があるこまった男の子の話をよくするオタマ。読み友さんの感想を読んで(どうかな?)と借りて見たら、かなり彼女には響いた模様。どんなにこの男の子が人を悪く言っても、「たまちゃんは、そういうことは言いたくないの」とやり返すことを頑なに拒む娘。ビリーがフレッドの欠点も受け入れるシーンがすごく心に残ったみたいで、一人でまたそのページを見ていました。2016/12/24
ひまわり
7
いるいる。ビリーみたいな子もフレッドみたいな子も。現実も絵本のようにうまくいくといいんだけどなぁ。2019/11/08
退院した雨巫女。
7
《書店》仲良くしたいから、意地悪するのかなあ?素直に仲良くしたいといえばいいのにね。2013/07/06
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