ロシアの大人の部屋―自分らしく暮らしを楽しむロシア女性の雑貨とインテリア

豊田 菜穂子【著】/ブリンスキー，イワン【撮影】

辰巳出版（2011/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 143p／高さ 22cm
• 商品コード 9784777808779
• NDC分類 597
• Cコード C2077

内容説明

遠かった国ロシアが身近になる、「かわいい」がたっぷり詰まった温かな部屋。狭さを感じさせないレイアウトや自分らしい部屋づくりに役立つアイデア、収納術、雑貨のディスプレイまで、わたしたちの暮らしにも生かせる、とっておきのヒントが満載です。

目次

ミックスカルチャー
ポップ＆ハイテック
芸術家の部屋
モダンクラシック
ノスタルジア
オリジナル
ロシア女性の賢い暮らし術
ロシアのアートな女性たちに学ぶ手づくりテクニック
知っておきたいロシアのショッピング事情
モスクワのインテリア雑貨ショップ＆エリアガイド
ロシアテイストのインテリア雑貨が購入できる日本のショップ

著者等紹介

豊田菜穂子［トヨダナホコ］
上智大学文学部新聞学科卒。フリーライター・翻訳家。雑誌、ＰＲ誌の取材・編集・執筆・翻訳に従事するかたわらロシア語を学び、ロシアの暮らしや文化を独自に研究取材。ロシア極東ダーチャツアーや一日限定ロシアカフェの企画・共催も

ブリンスキー，イワン［ブリンスキー，イワン］［Блынский，Иван　Дмитриевич］
“１９０５年記念”モスクワ国立美術大学装飾装丁科卒。モスクワの大手出版社にて装丁デザイナーとして数多くの雑誌の装丁・デザイン・イラストを手がけたのち、１９９４～９６年までインテリア雑誌『デコ』編集長を務める。現在はフリーカメラマン・フリーライターとして『美しい家』『美術アドバイス』などの有名雑誌と数多く提携し、幅広く活躍。モスクワ美術家同盟、モスクワジャーナリスト同盟などの会員。ロシア音楽財団理事長も務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ソバージュ]

アパート暮らしが一般的なロシア。ソ連時代に国から支給されたアパートを、親から子へと受け継ぎリフォームしながら住み続けているのがほとんど。(支給は家族一人につき9㎡、一般的に2~3DK) 紹介されているのは24部屋で、若い人から90代のお婆ちゃんのお宅まで。どの部屋も照明(シャンデリア)が印象的で温かみを感じとても素敵☆数部屋古いアプライトピアノが置かれ、これが部屋に溶け込み良い感じなんだな。絵画は目線より高く飾り(天井の下10㎝位)天井を高く部屋を広く見せるのが一般的だそう。

2021/01/25

[Hirouch]

何だか似たような部屋ばかり紹介されていて、とちゅうからつまらなくてしょうがなかったです。もっと違う部屋に住んでる人もたくさんいるだろ、というのが正直な感想ですね。一時代前、バブルの頃のちょっと金がある人の部屋を、昔の雑誌かなんかでみたときと同じ感覚。金だけ使って画一的というか何と言うか。 取材するのが難しいという言い訳、そしてコネでやっと人脈が出来て云々の説明がありますが、人脈が少なすぎるのも似たような部屋ばかりになった原因かもしれません。本を出すならそこを言い訳にして欲しくないです。

2015/02/01

[みこれっと]

知られざるロシアのインテリア。おしゃれできっちり片付いた北欧風のお部屋とはひと味違うインテリアが見られます。しかし断捨離とは無縁のものの多さ！（笑）それはそれでなぜだかノスタルジック・・・おばあちゃんのお部屋がかわいかった。

2015/07/06

[星空の挑戦者]

ロシア人の生活空間って意外にカラフル。どれも狭そうだが、とても楽しそうなモノに囲まれている。原色の使い方にポイントあり。

2011/04/30

[東雲]

日本人には北欧の家具が人気だけど、自分にはどうにも明るすぎるなぁと思いなんか落ち着いた色調のインテリアや装飾がないかしら？と探していたらこちらを発見。ロシアのおしゃれさんたちの部屋を紹介したもの。ロシアでは一人暮らしは珍しいらしい。家を出るのは結婚するとき。離婚しても実家に子連れで戻るのが当然。ソ連時代の名残を感じる家具や壁紙、落ち着いた色調の本棚、ソファはなんていうか重厚。けど正直私はここまでドッシリしてなくていい。あんまり重いと気分も落ちる気がスルツカヤ。

2012/12/25