内容説明
世間を震撼させた16事件の背後にあるものとは?兄が妹を、妻が夫を殺害し、バラバラにする。最新の事件から過去の凄惨な事件まで、その背景を解説し、心理を分析する。
目次
第1章 バラバラ殺人とは何か
第2章 人を殺したら、隠さなければならない―死体隠匿
第3章 バラバラにしたいほど、お前が憎い―憎悪
第4章 体を切り刻むほどに、興奮は増していく―異常性欲
第5章 何者かが、体を傷つけよと語りかける―不条理
終章 バラバラ殺人を防ぐことはできるのか
著者等紹介
作田明[サクタアキラ]
1950年千葉県生まれ。聖マリアンナ医科大学医学部卒業。東京大学精神医学教室、ロンドン大学付属精神医学研究所、八王子医療刑務所、市原学園(少年院)医務課長を経て、医療法人明雄会北所沢病院理事長、聖学院大学客員教授。専攻は、犯罪精神医学、病跡学、臨床精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あゆ
55
なぜバラバラ殺人事件は起きるのか なんか,ちょっとグロイ,こんなにバラバラ殺人が起きてるんだね,人ってバラバラにしたいほど人を恨むんだね,事例が多すぎて読むのに疲れちゃった2021/05/26
チアキ
3
いろんな事件の事が載ってます。知識が広がる。不謹慎ですけど面白かった。2013/03/16
KDDI
2
映画「冷たい熱帯魚」をみたときに、そのサイコパスぶりと、元になった事件があると知ってかなり衝撃を受けたが、この本に紹介されてる数々のバラバラ殺人事件の内容と経緯からわかるのは、殺してしまったあとの処理のし易さのため止むを得ずっていう理由が大半。バラバラ殺人事件というと、快楽や猛烈な怨みが引き起こしたと騒ぎ立てられがちだが、私たちが思っているほど特殊ではなく、身近にあり得なくはないということがわかり…寝る前に読む本ではなかった。2016/02/22