出版社内容情報
理系科目が嫌いな子供はいつの時代も多いものですが、そんな子供たちでも「実験」だけは好きだということは少なくありません。
自分の手の中で不思議な現象が起こる(起こせる)という体験は、否応なしに子供心を惹きつけます。
そして、そのような体験を通じて学んだことは、意外と後々まで覚えているものです。
本書では、そのような不思議な工作や、科学の原理を理解するのに役立つ工作を紹介。
支えなしに宙に浮かんでいるように見えるディスプレイスタンドや、色を塗っていないのに七色に輝くステンドグラス風オブジェなどの作り方を説明しています。
また、これらの工作の仕組みも簡単に解説します。
内容説明
「科学工作」と「普通の工作」には、そんなに大きな違いはありません。出来上がったものに、「なんでだろう?」の種を少しだけ入れているのが科学工作です。「おもちゃが動くのはなんでだろう?」「この模様ができるのはなんでだろう?」「なんでこんな風になるのだろう?」、そして作ってみたら、「なるほど!」。僕は、そんな工作は、すべて科学工作だと思います。この本で紹介しているものは、身近な材料で作ることができるものばかりです。作って,遊んで、楽しんで!そして、少しだけ考えてください。
目次
第1章 偏光フィルムでステンドグラス風工作
第2章 個性的な模様な万華鏡を作る
第3章 アクリル板で簡単イルミネーション
第4章 紫キャベツでカラフル実験
第5章 100均材料を使ったバスボムの作り方
第6章 宙に浮かぶ!?ディスプレイスタンド
第7章 CDをホバークラフトにリサイクル
第8章 シェービングフォームで作る「もこもこスライム」
第9章 ペットボトルの中で泳ぐタコを作る
第10章 水を使った不思議な実験
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著者等紹介
ささぼう[ササボウ]
東北生まれ。大学卒業後、地元の科学館に学芸員として就職。工作教室やサイエンスショーの企画を多数手がける。2021年11月、科学工作・科学あそびを紹介するブログ「かがくらふと」を開設。2023年2月、同名YouTubeチャンネル「かがくらふと」を開設。科学をあそびとして発信する活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。