出版社内容情報
ひとりで文献を読んでいるだけでは分からないこと、人に何度も突っ込んで質問したら怒られそうなことを、ChatGPTに質問しながら、AIの「うわべに書かれた内容だけでは分からない仕組み」を詳しく学んでいきます。ただし、ChatGPTは「間違い」や「矛盾」も多く、チラチラでてくる間違いや矛盾を、人間のほうで話をリードしながら、分からないことをザックリと把握していきます。
たとえば、「より高次元の特徴空間に写像する」とは何なのか?!「活性化関数により非線形な特徴を学習できる」「モデルの収束」とは?「ヘッセ行列」とは結局何をしたいのか?!など。「どういうことですか?」という質問で埒があかないと、「つまり、こういうことなんですね?」と、こちらからアイディアを出してきいてみます。ただし、ChatGPTが「おっしゃるとおりです!」と言ってくれても、そのあとの説明をよく読まないと、本当にそれでいいのかはあやしいので要注意。
読者に、一連のAI教科書を読むだけではなかなか手が届かない、かゆいところを掻いてあげたい本。
※コードはChatGPTが出したものをそのまま。概念図などは筆者が描いたもの。
内容説明
AIプログラミングはAIに教われ!一連のAI教科書を読むだけでは手が届かない痒いところを掻ける本。
目次
第1章 「手書き文字判別」の謎を解く
第2章 「サポートベクターマシン」とは何かに迫る
第3章 AIの重要概念、「特徴」「次元」「線形」…など
第4章 最も簡単な深層学習の「構造」
第5章 最も簡単な深層学習の「最適化」
第6章 画像処理に強い、深層学習「たたみ込み層」
第7章 自然言語の深層学習
著者等紹介
清水美樹[シミズミキ]
技術系フリーライター。初心者用の解説本を得手とする。東京都で生まれ、宮城県仙台市で育ち、東北大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。同学助手を5年間務める。当時の専門は、微粒子・コロイドなど実験中心で、コンピュータやプログラミングはほぼ独習。技術系英書の翻訳も行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。