出版社内容情報
「FreeCAD」は、「Windows」「Linux」「Mac OS X」で動作するオープンソースの「3次元CAD」で、誰でも自由にWebからダウンロードして使うことができます。
「FreeCAD」の特徴は“パラメトリック”ベースであり、寸法値を変えることによって図形の形状を変更することができます。
「パラメトリックCAD」は、厳密なサイズでの形状作成や、後から形状の変更が簡単にでき、「機械設計」「建築設計」といったエンジニアリング用途で、よく使われます。
「FreeCAD」はLinuxなどと同様に、コミュニティベースのボトムアップな体制で開発されているため、その機能はさまざまな分野に及びます。
また、「FreeCAD」はオープンソースであり、もし必要な機能がない場合には自分で作ることもできます。そしてそれが、「FreeCAD」の正式な機能として取り入れられる可能性もあるのです。
本書は、2018年発売の『基礎からのFreeCAD[増補改訂版]』を元に、2021年3月にリリースされたVer.0.19に合わせて内容を更新したほか、「3次元CADの基礎」「アドオンの管理」など、新たな項目を追加。「FreeCAD」のインストールから、「マグカップ」「スマホケース」などの設計の実際まで詳しく解説しています。
内容説明
「Windows」「MacOS」「Linux」で同様に操作可能。インストールから実際の設計まで詳しく解説!「プロ水準」の「フリーソフト」。三訂版:「3次元CADの基礎」「アドオンの管理」「歯車の作成」ほか、新たに項目を追加!
目次
第1章 「3次元モデリング」と「FreeCAD」
第2章 準備
第3章 初めてのモデリング
第4章 さまざまな機能
第5章 モデリング演習
第6章 応用的な機能
附録 ツール紹介
著者等紹介
坪田遼[ツボタハルカ]
東京都出身。早稲田大学先進理工学研究科修士課程(物理学及応用物理学専攻)を修了後、大阪の流体解析用パッケージソフト開発会社に勤務。CAE解析を経て、現在はソフト開発に従事。オープンCAE関係の活動も積極的に行ない、「オープンCAEシンポジウム」「関西CAE懇話会」などでも講演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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