出版社内容情報
Wi-Fiモジュール「ESP8266」(ネットワークに接続できるマイコン)を使った工作の一例として、温度や湿度などを測定できる「データロガー」の作り方を解説する。
内容説明
Wi‐Fi機能をもつ「マイコン・モジュール」である「ESP8266」。ネット接続はもちろん、CPUとしてGPIO制御したり、「PWM」「ADC」などの特殊な入出力や、「UART」「SPI」「I2C」シリアル通信など、電子工作で使う機能を網羅。「技適」マークを取得した「ESP8266」モジュール、「ESP‐WROOM‐02」を使って、「温度」「湿度」「気圧」「照度」のデータを記録する「データロガー」の作り方を解説。
目次
第1章 Wi‐Fiモジュール「ESP8266」の特徴
第2章 「ESP8266」を使うための準備
第3章 「ATコマンド」で、「ESP8266」を動かす
第4章 「Arduino IDE」で「ESP8266」の開発
第5章 「データロガー」を設計する
第6章 「データロガー」の基板を作る
第7章 「ケース」を作って組み込む
第8章 データの取得
第9章 「Ambient」を使ったデータの可視化
第10章 「Ubidots」を使ったデータの活用
附録 「ESP8266」をより使いやすくするために
著者等紹介
柳田雅治[ヤナギタマサハル]
1993年兵庫県生まれ。明石工業高等専門学校電気情報工学科卒業。学生時代から電子工作に興味をもち、さまざまな作品づくりに打ち込む。卒業後は電機メーカーに就職し、自社生産設備の設計製作や改善に従事。「たまさ」のハンドルネームで運営するブログ「なんでも独り言」は、ただの日記としてはじめたが、電子工作中心のブログになり、さまざまなコンテンツを発信。2018年から、ものづくり系ポッドキャスト「namari.fm」の配信も続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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