内容説明
この太陽系は、自ら光る恒星である太陽を中心に、8つの惑星とそれらの周りを回る多数の衛星、さらに無数に存在する小天体などから構成される。小惑星探査機「はやぶさ」の帰還、土星の衛星「エンケラドス」からの噴水の観測、地球に似た系外惑星の発見など、近年大きな盛り上がりをみせる「惑星科学」の世界を満喫していただきたい。
目次
プロローグ―人間中心の宇宙観からの脱却
第1章 現在の太陽系の姿(惑星(系)について
「太陽系」の構成メンバー ほか)
第2章 太陽系形成論(「太陽系形成論」とは;原始惑星系円盤 ほか)
第3章 「系外惑星の観測」と「汎惑星形成理論」(太陽系外惑星;「系外惑星」の観測手法 ほか)
第4章 生命を宿す惑星の作り方(生命を宿す惑星の見つけ方;ハビタブル・ゾーン ほか)
エピローグ―我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか
著者等紹介
佐々木貴教[ササキタカノリ]
1979年佐賀県唐津市生まれ。2003年3月東京大学理学部地球惑星物理学科卒業。2005年4月~2008年3月日本学術振興会特別研究員(DC1)。2008年3月東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。2008年4月~2011年3月日本学術振興会特別研究員(PD)。2011年4月~2012年3月東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻特任助教。2012年4月~2014年3月東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻特任准教授。2014年4月~京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室助教。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
velikiy99