内容説明
「MATLAB」(マトラブ)は、米国のMathWorks社が開発した「行列計算」「ベクトル演算」「グラフ化」などが得意な「数値解析ソフト」として有名です。今まで主に、企業の設計部門や大学などで使われていましたが、ソフトの値段も高く、一般ユーザーがおいそれと手を出せるものではありませんでした。そこに朗報です。最近、「Home Edition」という「廉価版」が発売になったのです。本書は、その「Home Edition」を購入してインストールするところからはじめて、いろいろな「サンプル・プログラム」を作っていきます。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 配列
第3章 行列と演算
第4章 データ処理
第5章 「微分方程式」の解法
第6章 フィードバック制御系の設計
第7章 電子回路の解析
第8章 フーリエ変換
著者等紹介
大川善邦[オオカワヨシクニ]
1934年東京に生まれる。1959年東京大学工学部卒業。1964年東京大学大学院博士課程修了。工学博士。1970年岐阜大学教授。1985年大阪大学教授。1998年日本大学教授。現在、大阪大学名誉教授。日本大学工学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふらく
2
現在は不要な書籍。入門はMatLabに登録すればどなたでも無料でオンラインコースにて演習で操作方法も含めて学べます。書籍の多くは関数についての使用方法の簡易な説明でそれらは本家のオンラインのリファレンスを確認すれば良いものばかりでした。更に書籍には余白が多くページ数より内容がすかすかで値段に見合わっていません。2024/03/23
MY Library
0
本書を学習することで、MATLABの基本的な操作方法が身につき、簡単な微分方程式をMATLABで解けるようになる。2017/03/28
shin_ash
0
MATLABは制御系でよく使われるソフトなので仕方ないところではあるが、説明が制御よりなので、統計的データ解析が目的である私にとってはあまり参考にならなかった。また、レイアウトも解説も私にとっては分かりやすいものではなかった。制御系やプログラムに強い人なら分かりやすいのかもしれない。2016/06/19