内容説明
安価な「マイコンボード」の登場で、手軽に「電子工作」に挑戦できるようになりました。本書は、その中でも「電子楽器」の作り方について解説したものです。定番マイコンボード「Arduino」(¥3,000程度)と、「抵抗」「LED」などの電子部品(¥1,000~¥3,000程度)、そしてArduinoの音響合成に特化したライブラリ「Mozzi」(モズィ)を使用。電子工作のはじめの一歩として有名な「Lチカ」(LEDの点滅)や、単純な音を出す工作からはじめて、最終的に「演奏に使える電子楽器」を作ります。
目次
第1章 「Arduino」で音を出す(「Arduino」とは;「LED」を光らせてみよう;Arduinoで音を出す;Arduinoと音の関係)
第2章 「センサ楽器」を作ろう(「音の高さ」をコントロール;「音の大きさ」をコントロール;「音色」の変更;「センサ」の利用)
第3章 「電子打楽器」を作ろう(どのような「電子打楽器」を作るか;「打楽器」を作る;衝撃を検出するセンサー;「サンプル音」を使ってみよう;日用品を「電子打楽器」に)
第4章 ステップ・シーケンサ(Arduinoに自動演奏をさせる;インターフェイスの追加;演奏状況をビジュアライズ(視覚化)
ケースに入れて、自分だけの「電子楽器」を作る)
著者等紹介
中西宣人[ナカニシヨシヒト]
1987年東京都生まれ。楽器デザイナ。サウンドデザイナ。博士(学際情報学)。日本大学芸術学部音楽学科情報音楽コースを卒業後、東京大学大学院学際情報学府に入学。音楽インターフェイスやデジタル楽器の開発と研究に従事。開発したデジタル楽器「B.O.M.B.」「POWDER BOX」は、Asia Digital Art Award 2014優秀賞、電子工作コンテスト2011優秀賞、Laval Virtual 2014 ReVolution“Residence”などの賞に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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