内容説明
悪天候のため応援部隊が到着しないため、薄手となっていたロッジに爆弾を仕掛けたアーロンたちは、まんまとジョアンナと妹のトリクシーを連れ出すことに成功した。子どもたちを人質に取られ、見過ごすしか方法がなかったタイラー保安官のもとに、アーロンから連絡が入る。ジョアンナを愛する二人の男が繰り広げるぎりぎりの闘いに、ついに決着がつく!サスペンス&ロマンスの決定版。
著者等紹介
ブレナン,アリスン[ブレナン,アリスン][Brennan,Allison]
米カリフォルニア州生まれ。州議会でカウンセラーとして働くかたわら、2005年に元FBIアカデミーの女性3人をヒロインに据えた3部作『ザ・プレイ』『ザ・ハント』『ザ・キル』(集英社文庫)でデビューし、またたく間にベストセラー作家に。現在は5児の母でカリフォルニア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
46
【シリーズ2作目】上巻で危機を脱したと思っていたのが、下巻に入って誤った考えであった事を知る。展開が早く、ハラハラ感の大きかった上巻に比べると少し趣きが変わってきたように思う。拉致と解放の繰り返しにはFBIと保安官が居ながらの失態の連続に失笑するしかないし、アーロンの幼少期、少年期の回想シーンにはほんの少しだが同情してしまうが、猟奇殺人機の生い立ちによくある話のような気もしないではない。今まで読んだブレナン作品にあったようなスピード感は無かったように思えた。シリーズ3に期待。2023/12/31
坂城 弥生
2
割とアッサリ事件は終わって次の本への伏線があった。次は冤罪を訴える人の話みたいだ。2015/06/30
こえん
0
もう少しロマンスにもページを割いて欲しかったというのが正直なところ。ヒロインが狙われた事件に関しては後味がよくなかったし…。一気に読んだので面白くないとは言わないけど、シリアルキラーのノンフィクションとかを読んでて耐性ができてないとツライかも。2009/06/18
ぴーた
0
吹雪の中のスノーモービルのチェイスがスリリングな後半。闘う少年の頑張りが素敵。基本、アリスンの本は最後がハッピーエンドなわけで。安心して読めます( ̄ー ̄)