内容説明
32年間勤めてきた“フォード”を追われ、“クライスラー”へ。待っていたのは、史上空前の赤字とオイルショック、そして大不況。今の時代を生き抜く知恵と勇気を示唆するビジネスマン必読の一冊。
目次
1部 生い立ち(両親;学校時代)
2部 フォード時代(新人研修;社内のケチ族;経営者の資格;マスタング;成功ふたたび;トップへの道;花園の不協和音;宿命の一九七五年;ついに来た対決;ザ・デイ・アフター)
3部 クライスラー時代(入社の誘い;沈みゆく船に乗って;人材ハント;イラン危機の衝撃;助けを求めて;救済すべきか;議会での苦闘;犠牲の平等;銀行との闘争;Kカー続く苦闘;大統領選に出る話;ほろ苦い成功の話)
4部 わが提案(運転者の安全;高すぎる人件費;日本の朝鮮;偉大なアメリカのために)
著者等紹介
徳岡孝夫[トクオカタカオ]
1930年大阪生まれ。京大文学部卒。毎日新聞に入り、大阪本社社会部、サンデー毎日、英文毎日記者を務める。ベトナム戦争中には東南アジア特派員。1985年、学芸部編集委員を最後に退社、フリーに。主著に『五衰の人―三島由紀夫私記―』(第10回新潮学芸賞受賞)など。1986年に菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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