内容説明
オレオレ詐欺・投資詐欺から政治家の答弁・部下の虚偽の報告までペテン師が多用する「偽装フレーズ」をズバリ解読。
目次
第1章 このペテン語に気をつけろ!
第2章 横文字言葉にご用心!
第3章 重複コトバはマヌケに見えるぞ
第4章 自分をバカに見せる軽率フレーズ
第5章 誤用コトバもご用心
添削講座 総理の辞任会見文
著者等紹介
吉野秀[ヨシノスグル]
ビジネス書作家、講演講師(コミュニケーション、クレーム対応、表現術)。中央大学経済学部卒。日経ホーム出版社で「日経トレンディ」や「日経アドレ」など各種雑誌の編集記者から、編集長を歴任。同社退社後も女性向けマネー誌やビジネス誌などで編集長を務める。『言い訳の天才』発刊をきっかけに、2006年1月~3月までフジテレビ『笑っていいとも!』の「いいわけ番長」コーナー解説者としてレギュラー出演。その後もラジオを中心に出演。読売新聞「ジョブサーチ」の連載コラムも2007年3月から続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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れもん
2
「オトナ語」というか、なんとかあやふやにごまかしてしまえ!という気持ちが見え隠れする言葉を並べた一冊。加えて、カタカナ語の多用や、慣用句の誤用などにも触れている。目新しいところはないが、一読しておくのもいいかもしれない。けれど、「とんでもないです」を完全否定し、「とんでもございません」を何のフォローもなく肯定していることに不信感を抱いた。本来の語源から言えば、「とんでもないことでございます」が正しいのでは? 現在は「とんでもございません」という言い方も市民権を得ているのだろうけれど。2010/12/29
秋庭誠
1
【詳しくはちゃんと調べましょう】☆6 いわゆる、「誤用されている日本語」を扱っている本。しかし、今では市民権を得て、いわゆる誤用ではなくなっている言葉もあるようなので、ちゃんと調べた方がいいのかもしれん。2013/03/20
秋庭誠
0
この本を出してた出版社、実は倒産していて、近くの本屋の、「倒産出版社本処分セール」で安く売ってたのを、購入しました。まさに、今の日本語のおかしいところを的中していました。とにかく、面白かったです。2011/09/11