内容説明
ルーシーが陵辱される場面を流し、視聴者から殺害方法のリクエストを募る犯人。死へのカウントダウンが近づく中、兄ディロン・キンケードはFBI女性捜査官ケイトとともに、屈折した犯人の頭の中に入りこんで、恐怖の館へと迫る。一刻も早くたどり着かなければ。罪もない少女の死にざまをライブ配信させてはならない。犯行リーダーの驚くべき素顔を暴きだしたディロンとケイト。だが、仕掛けられた罠がふたりを待ち受ける。「キンケードシリーズ」完結編。兄弟と「悪」の対決を描く3部作。
著者等紹介
ブレナン,アリスン[ブレナン,アリスン][Brennan,Allison]
米カリフォルニア州生まれ。州議会でカウンセラーとして働くかたわら、2005年に元FBIアカデミーの女性3人をヒロインに据えた3部作『ザ・プレイ』『ザ・ハント』『ザ・キル』(集英社文庫)でデビューし、またたく間にベストセラー作家に。現在は5児の母でカリフォルニア在住
安藤由紀子[アンドウユキコ]
翻訳家。東京生まれ。明治学院大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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坂城 弥生
1
犯人の自分勝手な犯行動機にはウンザリした。2015/02/17
kazunorie
1
痛い目にあったルーシー、最後の結末は痛いけど満足です(私的には)彼女の話も読めるのかな?あんなヘビーな終わり方で、再起の話がないのはちょっと鬼畜だし。楽しみに待っていたいな。2014/01/09
まろんぐらっせ
1
今まで読んできたアリスン・ブレナン作品の中で一番残虐なお話で、ルーシーに関しては今後の人生にどういった影響を及ぼすのか心配せずにはおられず、未だに意識不明のままの<あの人>の安否も心配になります。これはぜひにとも別シリーズでちょっとでもいいから一家の近況を描いていただければと思います。 2010/04/24
erie
0
一応三部作がこれで終了だけれど、まだ続きそうな雰囲気。ディロンと双子のジャックも印象的だし。2010/06/25
こえん
0
…再読しないかも2008/12/28