出版社内容情報
全米100万部の永遠のラブストーリー、ついに完結!
現代アメリカ最高の作家が描く、レットとスカーレットの新たな物語。アメリカ史上屈指の名作『風と共に去りぬ』の世界が、運命の男・レット・バトラーを主人公に新たによみがえる!
全6巻入りBOXセット(新編・風と共に去りぬ レット・バトラー 1~6巻入り)
マーガレット・ミッチェル作の『風と共に去りぬ』はピュリッツァー賞を受賞し、1939年に公開された映画版はアカデミー賞を受賞、今なお多くの人々に親しまれる不朽の名作となっています。日本でも宝塚歌劇団をはじめ、舞台が繰り返し上演されて、世界中で大ヒットした作品。そんな名作の主人公スカーレットの運命の男性、レット・バトラーは粗野で情熱的な男性として、多くの女性を魅了しました。
出版されてから70年以上経った今も、『風と共に去りぬ』はアメリカで最も愛される古典であり、聖書に次ぐ史上2番目のベストセラーといわれています。そして昨年11月に『風と共に去りぬ』の新編である『レット・バトラー』がアメリカで刊行され、初版100万部の大作として話題になりました。10余年前にも『風と共に去りぬ』の続編として『スカーレット』が発売され日本でも話題になりましたが、今回の作品はマーガレット・ミッチェル財団が12年の歳月をかけて送り出した作品です。名作の新編を書くのにふさわしい作家を求め、この作品に辿りつくまでに数名の著名な作家を断わり、ようやくマッケイグ氏に白羽の矢が立ったのです。
満を持して出版された『新編 風と共に去りぬ レット・バトラー』では、原作では語られなかったスカーレットへの愛の裏にあった数々の想いや、南北戦争を生きた男の真実が語られています。
【著者紹介】
『Jacob's Ladder』で数々の賞を受賞し、バージニア・クォータリから「史上最高の小説家」と評されている。同作品はマイケル・シャーラ賞・南北戦争小説賞、バージニア図書館賞・小説賞を受賞。マーガレット・ミッチェル財団より『レット・バトラー』の執筆を指名された。
【監訳者紹介】
英米文学翻訳家。訳書にディーヴァー『ウォッチメイカー』(文藝春秋)、クラーク『幼年期の終わり』(光文社古典新訳文庫)、」パラニューク『ファイト・クラブ』(ハヤカワ文庫)、マドセン『フロイトの函』(角川書店)など。