内容説明
自分の中の「のろま」をやっつけよう!仕事と人生がもっとうまくいく処方箋。
目次
第1章 タイプ別・「のろま」克服法―あなたの「のろま」には何が効くか(心理学的に分類できる「のろま」6つのタイプ;タイプ別・「のろま」克服法 ほか)
第2章 「のろま」がなおるトレーニング―今日からできる時間管理・勉強・決断術(何のために「のろま」をなおすのか;「のろま」がなおる時間管理術 ほか)
第3章 人を「のろま」にする危ない思考―この「思い込み」を変えていけばいい(「不器用だけどいい人」という思い込み;家族や部下を「のろま」にしないために ほか)
第4章 「のろま」でつまずく人生、「のろま」から立ちなおる人生 仕事と人生がもっとうまくいく処方箋(「のろま」のままではチャンスを逃す;失敗を恐れすぎると「のろま」になる ほか)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
精神科医、国際医療福祉大学教授、一橋大学経済学部非常勤講師。専門は精神分析学、老年精神医学など。心理学をビジネスに「試行」するシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。『大人のための勉強法』『受験は要領』などベストセラー多数。『とくダネ!発「GO‐ガイ」』(フジテレビ)、『東西南北龍介が行く』(朝日放送)などテレビやラジオでも活躍中。1960年大阪生まれ。85年、東京大学医学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
26
優先順位をつけるのが大切。重要なこと。すぐできることをしてしまう。締め切りを設け、とりあえず提出。ダメ出しがあれば直せばいいのだ。完璧を目指さない。のろまな人は「決断」が遅い。要領のいい人は手を抜いてもいい部分を判断できる。先延ばしにしない。自由に使える時間に何をしたいのか明確にする。好きなことは我慢せず、自分への「ごほうび」にしておく。2022/08/04
パフちゃん@かのん変更
25
すっかり忘れてまた読んでしまった。遅れることは何よりも悪いことと認識する。物事に優先順位をつける。出来ること、やるべきことか片付ける。締め切りを設ける。すぐできることをすぐする。自由に使える時間で何をしたいのか明確にしておく。など2022/11/09
パフちゃん@かのん変更
24
頭の回転は訓練で速くなる。優先順位をつける。相手が大事だと考えていることからやる。自分ができそうなことからする。締め切りを設定して守る。うつ病が隠れているときもある。などなど・・・2023/10/29
ぱーく
1
とにかく、やり始めること。トートロジー感はあるが、やり始めることでしか始まらない。自分の頭に現れる感情をコントロールすることはできないが、行動をコントロールすることはできる。感情を変えて行動を変えるのではなく、行動を変えることで行動を変えること。それが感情の変化にも繋がりうる。 あと、締切に遅れることは絶対悪と心がけること。早め早めにとりかかり、早め早めに出すことが正義。スケジュールの立て方もそれを前提とすること。2019/11/22
ゆうき
1
典型的ないつまでたってもやらないタイプの人間です。にもかかわらず、2時間かからず一気に読めました。「締切を設定し、とにかく完成させてしまう」、「相手がこだわる点を見定め、他は手を抜く」、「ある程度までやってみせて、あとは相手の要求に合わせて完成させる」等が響きました。精神科医の方が書かれているからか、随所で痛い所をぐさぐさ刺してきます。が、最後は奨励と励ましで締められています。「のろまとの戦いは意外と厳しい」。念頭に置いて、すぐにでも実践してみようと思います。いや、実践します。2017/08/18