怪人二十面相―江戸川乱歩名作ベストセレクション〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784777117543
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

名探偵明智小五郎と少年探偵団の活躍が美しい表紙イラストでいま、甦る!!「少年探偵団」シリーズ処女作!昭和20年代から何度もラジオドラマ、映画、テレビドラマ化され、社会現象を巻き起こした冒険活劇の金字塔。

著者等紹介

江戸川乱歩[エドガワランポ]
1894年(明治27年)10月21日生まれ。我が国が生んだ推理小説のパイオニア。筆名は自身が敬愛した作家エドガー・アラン・ポーから取っている。1923年(大正12年)、「二銭銅貨」で文壇デビュー。1936年(昭和11年)、ジュニア向けに「怪人二十面相」を執筆。明智小五郎、小林少年、少年探偵団が活躍する同作品は、その後「少年探偵団」「妖怪博士」とシリーズ化され、国民的人気小説に。探偵の真似をする子供が急増。作品に登場する「七つ道具」「BDバッジ」といった玩具を生むなど社会風俗にも大きな影響を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もぺっと

19
あまりに有名だが、しっかり読んだことがないので読んでみた。かなり昔の時代設定なので、話し言葉や、様々なものがレトロな感じ。小林少年のピシッとした雰囲気がいい。怪人、あんなに化けることができるのかと、疑問も残るが、当時の子供たちにとっては、ワクワクするものだったんだろうなと、想像できる。2022/01/05

maxseki

5
少年向け推理小説シリーズの一冊目。明智不在の折に小林少年が活躍する物語と、明智と怪人二十面相が対峙する物語の2編が収録されている。戦前の作品なのでもちろん時代を感じるところもあるが、いま読んでも普通に面白いところがスゴイ。今後も少しずつシリーズ作を追っていきたい。2020/12/17

ロックイ

4
小学校の図書室にズラリと並んだ様子が思いだされます。が、弱虫小学生だった自身は表紙の禍々しさにすっかり飲み込まれてしまい、読みたいと思いながらも読む事は叶いませんでした。大人になり「ビブリア古書堂」で江戸川乱歩が取り上げられたのを読んだら、読みたい!となら、そして長年の夢が叶い(大袈裟ですが)今漸く読了できました。あの当時小林くんのような勇気と行動力があればと読みながら嘆息してしまうほど、小林くんの賢さに夢中になりました。明智先生の明瞭な推理にもワクワクと胸が躍り、ベタですが童心に帰る事ができました。2017/03/10

幸之助

1
江戸川乱歩は昔から知っている名前だけど、なぜか読んだことがなかった。子供向けとはいえ、分かりやすく、しっかりとミステリー。最後の二十面相を捕縛するタネ明かしはすっかりと騙された。2023/04/23

まっすー

1
32021/04/04

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