内容説明
貧富の差の拡大、テロによる脅威など日本を取り巻く深刻な状況、東日本大震災によって明らかになったわが国のエネルギー政策の脆弱性…この国のために、我々は今、何をすべきか?佐藤優氏(元外交官、文筆家)、上原春男氏、高橋博子氏、各界の専門家たちと、「人間の安全保障」の重要性を説き続ける著者が、これからの日本が目指すべき針路を問う。
目次
第1章 教育こそが世界を平和にする(届いた招待状;「一灯をかかげて暗夜をいけ。暗夜を嘆く勿れ。一灯を保て」 ほか)
第2章 私たちは原子力技術と共生できるのか(日本の最高裁は世界で唯一原発の安全性を認めなかった;問われるこの国の技術のあり方 ほか)
第3章 隠される被ばく者―核実験と福島原発事故の共通点(隠されたヒバクシャ;隠される被ばく者 ほか)
第4章 本当の国の強さとは(北朝鮮のメッセージを読み解く;TPPは自由貿易でなく世界経済のブロック化 ほか)
著者等紹介
原口一博[ハラグチカズヒロ]
1959年佐賀県佐賀市生まれ。78年佐賀県立佐賀西高等学校卒業。83年東京大学文学部心理学科(第4類心理学)卒業。同年、財団法人・松下政経塾入塾。87年佐賀県議会議員当選。96年衆議院議員(佐賀県第1区)初当選。現在、衆議院議員5期目。衆議院財務金融委員会民主党筆頭理事、衆議院郵政民営化に関する特別委員会民主党理事、衆議院北朝鮮による拉致問題に関する特別委員会委員、衆議院総務委員会筆頭理事を歴任。09年、総務大臣、内閣府特命担当大臣(地域主権推進担当)に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。