内容説明
週末のファッションショーに出演することになったベッキー。当日の衣装をさがしに、街に出かけた彼女は、素敵な赤いドレスを見つける。そこには、おなじ服を着た人形がそばにおいてあった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つばめ
16
シリーズ15作目。2作とも人形に関する物語でした。 学校行事で訪れた蝋人形館。ふざけた少年少女たちは、不気味な蝋人形たちに翻弄されていく。最後は生きながらに蝋責めに合う壮絶なもの。 表題の血のドレスは、同じドレスを着た人形に苦しめられる。連動してるとか怖い。代役をお願いした友人、なんで突然代わってもらおうとしたのか?気分が悪くなったって割に、早急に代わってもらおうとした部分が、人間的にも怖かった。 人形に関するホラーは、総じて不気味で怖い。
❁Lei❁
13
シリーズ最終巻。社会科見学で訪れた蝋人形館で、四人のいたずらっ子に悲劇が起こる「ろう人形館」。高級ブティックに売られている真っ赤なドレスの秘密を描いた「血のドレス」。これまた謎の残る終わり方で、精彩に欠く気もしたけど、面白かったです。このシリーズ、小学校の図書館で人気でいつも誰かに借りられていたけど、大人買いした今はいつだって何度でも読み返せるのがうれしい。また1巻から読み返したいです。2024/10/06
もだんたいむす
1
ゴマブックス倒産で未完。2013/10/10
マイクパパ
0
幼児の行為は、本人の意図せざるところで、時には残酷になる。主人公とその妹の行動は、当たりまえの要求を達成しようとするものであるが、やはり恐怖の悲劇で終わる。このシリーズ全巻にわたり、子供たちの自業自得による悲劇と、その背景にある恐怖の下地がユニークである。2014/11/26
かむ
0
は!こわくねぇww2010/01/14