内容説明
父親と二人でくらしているライアム。ある日、放課後の教室で、まちがって劇薬を目にかけてしまう。目が見えなくなってしまう直前、角膜の提供者があらわれて、手術は成功するのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つばめ
18
シリーズ14作目。今回も長編。 主人公はちょっと不幸な少年。母親は家を出て行き、父親とは仲が悪く、学校では友人もいない。そして、ひょんなことから劇薬を目に浴びて視力を失ってしまう…けれどドナーが見つかり、また見えるように。けれどそこからおかしなことが。忍び寄る影は一体? よく移植とかするとドナーの記憶とかも移るという話を聞くけれど、不気味なこともあるし、怖くてできない気がする…。2018/11/01
❁Lei❁
11
科学の実験で目を傷つけてしまった少年のお話。幸運にも角膜移植が成功したのですが、それ以降、視界の隅に謎の男がチラつくようになり……。手術後になぜかいじめっ子たちが親切になった点をはじめとして、いろいろと謎の残る終わり方でしたが、たぶんそういうことなのかなと想像して、さらにゾクッとさせられます。最終巻が近づいても尽きない多彩なアイディアには脱帽です。2024/10/06
もだんたいむす
0
2013.10.10 読了2013/10/10
マイクパパ
0
「死の目撃者」1編を網羅。目撃者が誰であるかを主人公が追及していく中で恐怖がつのってくる。父と息子のなんともいえない複雑な関係をベースに、現実の世界ではなく、夢の世界での恐怖体験を巧妙に描いている。2014/11/25
MOMO
0
記憶するのが脳だけだなんて、とんだ勘違いですよ・・・からだはありとあらゆる所で記憶しているんですから・・・2009/03/13
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- 和書
- ドイツ語名詞の性のはなし