内容説明
2つの祖国、2つの名前、帰化という選択、サッカーへの飢餓感、情熱、焦燥…綿密な取材をもとに李忠成“チュンソン”の原点に迫るスポーツノンフィクション。
目次
第1章 帰化
第2章 良血
第3章 決められる子
第4章 飛び級
第5章 夢と成就の挫折
第6章 ブレイク
第7章 代表デビュー
第8章 代表初ゴール
第9章 J1で10ゴール
第10章 激闘最終予選
著者等紹介
加部究[カベキワム]
立教大学法学部卒業。1986年メキシコワールドカップを取材するために、スポーツニッポン新聞社を3年で退社。以後フリーランスのスポーツライターに転身した。「週刊サッカーダイジェスト」、「エルゴラッソ」などでコラムを連載している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こも 旧柏バカ一代
19
12年前に書かれた本だった。今は李忠成、昔はイ・チュンソンが在日から日本人に帰化した時の話を中心に書かれていた。俺にとってはやっぱり、チュンソンだな。。フランサとディエゴとの息の合ったプレーは今でも覚えてる。あと、谷沢との掛け合いもw2020/11/03
コサトン@自反尽己
7
先日行われたアジアカップの決勝において、見事なボレーを決め、日本の優勝に貢献したチュンソンこと李忠成。今作は、その忠成の幼少時代から07年五輪予選までを綴った作品。 在日ゆえの苦悩や葛藤が伝わってくる箇所も当然あるのだが、それ以上に個人的に関心を持ったのは、「ここぞという時に決める」運なり力なりが、幼少時代より持ち合わせていたものだという点。 あのゴールは偶然なんかじゃない。彼だからこそのものだったのだと、本書を読んで感じさせられた次第。【古】 (部分的に加筆修正予定)2011/02/05
フク
2
2009年に読んだ書籍
nanoko
2
アジアカップを見ていて、彼の名前を見たとき「どっかで聞いた」と思って考えてたら、一度だけ行った事のある近くの焼肉屋さんの壁に沢山ポスター等が貼られていた事を思い出しました。息子さんだと聞き「すごいですね」と言った事も。 内容はサッカーにあまり深い興味がないためちょっと読み難かったですが、一人の人間の人となりを垣間見れてそれなりに面白かった・・・かな。2011/01/31
湘南☆浪漫【Rain Maker】
0
ちょっと内容が薄いかな…。2015/04/03