目次
第1章 ほんとうに「軍隊のようなもの」でいいのか!―自衛隊の不安(責任と権限がアンバランス;上官が「撃て」と命令できないなんて理不尽 ほか)
第2章 国民の皆さん、これが真実だ!―自衛隊の憂鬱(防衛庁は襲撃には無防備;防衛庁が襲われたら「110番」? ほか)
第3章 これでイラク派遣や北朝鮮と対峙せよというのか!―自衛隊のため息(持っていく武器を公表する軍隊は世界のどこにもない;「死んだら1億円」、名誉はどうなる ほか)
第4章 日本人がこんな意識では、自衛隊は動けない!―自衛隊の怒り(日本の国防意識は驚くほど低調だ;「有事法制」は「戒厳令」ではない ほか)
第5章 隊員を取り巻くこんな事情―自衛隊の泣き笑い(自衛官を狙い撃ちするヤミ金融;裁判をしないと十分な補償がもらえない ほか)
著者等紹介
松島悠佐[マツシマユウスケ]
1939年東京都出身。1961年防衛大学校を卒業し(第五期生)陸上自衛隊に入隊、1981年~1984年までドイツ連邦共和国に防衛駐在官として赴任したのち、1988年に陸上幕僚監部・防衛部長、1991年に第八師団長、1993年に中部方面総監などを歴任。1995年1月に起こった「阪神・淡路大震災」では、自衛隊の最高指揮官として100日間にわたる災害救助活動を指揮し、注目された。1995年6月退官。現在、ダイキン工業(株)東京支社顧問を務めるかたわら、講演活動、テレビ出演など幅広く活躍している
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