ディスカヴァー携書<br> 「フキハラ(不機嫌ハラスメント)」の正体―なぜ、あの人の不機嫌に振り回されるのか?

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ディスカヴァー携書
「フキハラ(不機嫌ハラスメント)」の正体―なぜ、あの人の不機嫌に振り回されるのか?

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  • サイズ B40判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799329177
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0230

出版社内容情報

編集者の推し本


「ディスカヴァー・トゥエンティワン」のnoteでは、
各書籍の担当編集者による、熱い「推しポイント」をご紹介しています。
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「フキハラ」の正体

内容説明

職場、学校、家庭、ママ友…。気まずい空気いるだけで感じるストレス。その原因は、脳が発する「ネガティブテレパシー」だった!

目次

第1章 脳波が描き出す「本当の感情」(見えない感情を理解するのは難しい;心の状態は脳波に表れる ほか)
第2章 脳は「不機嫌」ばかりを伝えあう(人が発する刺激に感情はより強く揺り動かされる;感謝はうまく伝わるのか? ほか)
第3章「フキハラ」の実態と対策(「不機嫌ノーラ」のせいで起こる「フキハラ」;「フキハラ」のダメージは想像以上 ほか)
第4章 脳波が映し出す「心の不調」のリアル(「心の不調」も脳波でわかる;PMSのストレスは普段の7倍! ほか)
第5章 脳波による「感情の可視化」の大いなる可能性(ドラえもんの「ひみつ道具」が実現した!?;感情はどこまで読めるのか? ほか)

著者等紹介

満倉靖恵[ミツクラヤスエ]
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授/慶應義塾大学医学部精神神経科学教室兼担教授/株式会社電通サイエンスジャム取締役CTO/株式会社イーライフ取締役CTO/博士(工学)/博士(医学)。生体信号処理、脳波解析などをキーワードに、脳神経メカニズム・感情・睡眠・うつ病・認知症などに関する研究に従事。特に医工連携型研究に注力。株式会社電通サイエンスジャムと共同で、世界初の脳波によるリアルタイム感情認識ツール「感性アナライザ」を開発。リサーチ、商品開発など世界中で活用されている。心拍のみを用いた自律神経の動きに注目した睡眠の5段階解析、非侵襲ホルモン解析などの専門家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

18
ぼくはどうでもいい他人の機嫌を取る趣味はないので例え誰かが不機嫌さをアピールしていてもガン無視するだけだし気にもしないけれど、そうしたことが気になってしまう方は山ほど存在する。そうするとどうしたって群全体のパフォーマンスが低下してしまうのだ。ネガティブなきもちを抱く瞬間があるのはまともな脳味噌を搭載している人間ならば当然なのだけれど、それをことさら周りにアピールする必要はないししてはならない。そしてそれをされている側も相手にしてはならない。自分の機嫌を取るのは自分という大原則を肝に銘じなければならない。2023/09/13

ひめぴょん

11
「フキハラ」は不機嫌ハラスメントのこと。脳波(感情アナライザ)を使ったいろいろな実験をした結果、脳波(ネガティブテレパシー。オーラ。ノーラ)を介して不機嫌はうつるということ。不機嫌な人のそばにただいるだけでもストレスが高まり、その不機嫌を発した人より、不機嫌の影響を受けた人の方が長くイヤな気分を引っ張るというのも実験結果で示されていました。「なぜ」とか「対策」とかについてはあまり触れられていないのは残念。不機嫌な人、ネガティブオーラを出す人の近くにいるとその影響を強く受けて気分が下がります。夫は不機嫌ハラ2023/04/20

三浦郁子

7
人間の感情というのは、どちらかというとネガティブ寄りなのだそう。いいことには鈍感で、嫌なことには敏感だという。目には見えない「感情」というものを可視化する──そのカギとなるのが脳波らしい。他人が発するポジティブな言動(感謝や賞賛など)でポジティブな感情が高まることは難しいのに対し、悪口を言われるだけで人は想像以上に傷付いてしまう。そして一度ダメージを受けると、なかなネガティブな感情を払拭出来ない。だからこそ、フキハラは罪深いということか。ただし、少しだけストレスを感じている時の方が集中力は高まるらしい。2024/02/13

めぐ

6
様々な状況下で計測した脳波とホルモン数値を解析すれば個人の感情やストレス値を可視化する事が出来るという研究の話。ポジティブな刺激を示す脳波は発生しづらく忽ち消失するのに対し、ネガティブな刺激は容易に発生し、持続する上に周囲に伝搬するため、集団に不機嫌な人物が1人居るだけでその場の全員がストレスを受けてしまうという。故に機嫌の悪いまま他人に接するのは一種のハラスメントであるという主張であった。巷においては殊更に自らの不機嫌をアピールしては周囲に忖度を期待するような輩が散見されるが、切に自重を願いたいものだ2023/04/13

尾白

5
職場のフキハラ。機嫌が悪そうな時は近寄らない。物理的に距離を置くは正しい。微弱な電気信号をキャッチしてしまっているから不機嫌がうつる。自分の不機嫌も放出してしまっている、という話 。愚痴ってけっこう言ってしまっているけど、直接のストレスより間接のストレスの方が長く続く。ポジティブは長続きせず、ネガティブは残る。難儀なことで。ただこの実験は世界共通なのか、国民性なのか。2023/04/20

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