目次
4 形式別解説(郵便・荷物車)続き(スユニ72形;マユニ78形;オニ70形;スニ71→マニ71形;マニ72形;スニ73形;マニ74形)
著者等紹介
藤田吾郎[フジタゴロウ]
鉄道友の会客車気動車研究会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
5
表紙の写真は、本文を見ているとマニ74だとわかるが、車番が表記されていない。裏表紙にも車番表記がない。松山で撮影されたそうだが、窓や扉の形状・数・形からしてマニ74ーDタイプ(半流・キャンバス屋根)だと思われる。となると中巻の形体分類表からある程度絞られるがマニ74で松山配置のものはない。さらに撮影時期からしてスエ71に改造されているものもある。とはいえスエ71も「国鉄救援車図鑑」でも松山配置のものはない。となるとこれはマニ74のどれにになるのか。荷物車は全国を移動するからどこかから松山に来たのだろうか。2023/09/28
えすてい
5
70系は座席車は早々と消え去り、座席車から荷物・郵便車に改造された車両や、最初から荷物・郵便車として落成した車両の方が多いようだ。それもあまりにバラエティーが多く、一つの形式でも十数ものタイプがあり、客車の台枠と電車の台枠や車体を流用したものでは見た目が全然違うのに同じ形式になっていたりと、「なんでもあり」だ。中巻巻末の編成記録を見てると、昭和50年代以降のフリークエンシーな都市型ダイヤとは正反対の、長距離鈍行に座席だけでなく荷物・郵便車も連結。しかも所属もバラバラ。旧客の自由度の高沙の証でもある。2023/09/27