内容説明
アールエムライブラリー64・106復刻版。
目次
日立電鉄の75年(常北電気鉄道から日立電鉄へ;施設のあらまし;運転の概要;戦前・戦中期の車輌;戦後復興期の車輌;高度成長期の車輌)
鹿島鉄道―鹿島参宮鉄道・関東鉄道鉾田線(序論―まえがきにかえて;沿革;施設と運転;沿線;車輌)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
9
茨城県のローカル私鉄で廃止された鉄道は少なくなく、この本では日立電鉄と鹿島鉄道を取り上げる。どちらも設立当時からお世辞にも潤沢な経営とは言えず、常に経営難と隣り合わせであり、戦後はモータリゼーションにさらされ、旅客営業だけでは立ち行かなくなった。鹿島鉄道は百里基地燃料輸送の廃止とつくばエクスプレス開業による関東鉄道の支援打ち切りが止め。日立電鉄では営団注文流れが定説の電車・相模鉄道電気式DCタネ車があり前者は定説を覆す記載がある。鹿島鉄道では元東横線流線形が切妻に改造された「大化け」を強調する。2023/03/22
えすてい
5
鹿島鉄道は、RMライブラリーになる鉄道で数少ない自分が実際に乗ったことのある鉄道だ。KR500形とキハ600である。KR500形はワンマン運転だったが、キハ600ではワンマン化改造されていたが自分が乗ったのは増結でもラッシュ時でもない単行運転のツーマン運転で車内放送も車掌の肉声。鹿島鉄道の廃止で今ではもう追体験できないのは残念である。2024/01/24
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