目次
4 東京急行電鉄時代(東京大空襲下の井ノ頭線;応急復旧の井ノ頭線、代田連絡線の建設;新造車の緊急入線;被災車輌の応急復旧;応援車輌の活躍と返却;帝都車の転出;東京急行電鉄井ノ頭線の車輌;東京急行電鉄の分離)
5 京王帝都電鉄井ノ頭線時代(京王帝都電鉄(K.T.R.)の発足
京王帝都井ノ頭線の車輌―1948~1952
京王帝都井ノ頭線の一斉改番
京王帝都井ノ頭線の運転状況―1948~1952
京王帝都井ノ頭線 近代の車輌(1952~))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
8
戦時中の空襲による被災とその復旧から始まる下巻。帝都線はかなりのダメージを受けた。沿線に軍需工場がないが永福町車庫が飛行機格納庫だと思われて爆撃されたという考えもあるようだ。被災した車両復旧とともに大東急分割も重なり、帝都線は小田急ではなく京王に。京王井の頭線となってから復旧は加速し、「もはや戦後ではない」の時代になると湘南顔の電車も登場。こうした「グリーン車」は1984年までに全廃になるが、3000系に統一される前の独自の味のある電車が渋谷と吉祥寺を往復していたとは、今では想像できないものだ。2025/02/25
やまほら
1
車輛中心の下巻。「RMライブラリー」の構想時点からの企画ということで、著者の交友関係らしい古いファンからのものを中心とした写真が豊富。236巻だから20周年を目前に不定期刊になるが、次はいつ、何が取り上げられるのか楽しみだ。2019/03/30